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Japan Blog

GLIDE キックオフイベントレポート



11 月 16 日 、Girls Leading in Development and Engineering (GLIDE)という、情報科学分野で活躍されている女性の皆様を対象とした新しいコミュニティーのキックオッフイベントを開催しました。多様な人材の進出が望まれているテクノロジー分野にて、より多くの女性がリーダーとして活躍できるよう、Google として支援することを目的に創設されました。

キックオフイベントでは、これまでアニタボルグ記念奨学金の受賞者とファイナリストとして選ばれた大学院生と、BOLD インターンとして活躍してきた学部生をお招きしました。

オープニングとして、Google 東京オフィスのエンジニアサイトディレクター Joseph Ternasky が「なぜダイバーシティー(多様性)はエンジニアリング業界の中で必要とされているのか」をテーマに話し、続いて Google の女性ソフトウェアエンジニアであり、マネージャーでもある Xinmei Cai が 「テクノロジーとリーダーシップ」と題した基調講演を行い、リーダーを目指すことの重要性についてご紹介しました。

また、多様なバックグラウンドから来る Google のソフトウェアエンジニア (安田絹子、藤原香織、アヌラグ アグラワル)によるパネルディスカッションも行いました。テクノロジーの分野で働くにあたり、それぞれが歩んできたキャリア、研究と開発の違い、大学時代の経験など、さまざまな話を参加者の皆様と等身大の視点で語りました。

参加者からはこんな質問があがりました:

  • 大学ではどのような授業を履修していたか?また、夏・春休みの長期休業期間中は、どのようなことに取り組んでいたか?
  • 大学院への進学を検討したか?進学した場合は、なぜ進学しようと思ったか?
  • 就職活動では、どのような企業を検討していたか?
  • 大学時代に取り組んだことの中で、どのようなことが今の活躍につながっているか?大学時代を振り返り、やっておけば良かったと思うことはあるか?
  • 大学時代の自分にどのようなアドバイスを送るか?
  • どのようにワーク ライフ バランスを保っているか?
パネルディスカッションで話している方、聞いている方の様子を示す画像。

パネルディスカッションの様子 

最後に行ったグループディスカッションでは、これからGLIDE のメンバー(GLIDEr)として臨むにあたってのコミュニティーの目的を定め、今後の取り組みについて熱心な議論がされました。

グループディスカッション中の女性の参加者の様子を示す画像。
イベント後の参加者との集合写真の画像。

GLIDEr の皆様

イベント後、GLIDEr に今後の目標を伺ったところ、「みんなの意識が高く、会うたびにより頑張ろうと思えるので、このつながりを大事にしていきたいと思っています。お互い活躍し、互いの研究分野・仕事分野で協力できるような強力なネットワークを構築していけたらと思います。」「自分自身がコンピュータサイエンス分野で活躍する女性のロールモデルになっていく事です。」と答えてくださいました。

Google では、多様な経験・アイディア・文化をもった人材こそが世界中の人が利用する優れた製品やサービスの開発に貢献すると考えています。今回のキックオフイベントでは、社員とメンバーが一緒になり、その重要性を再認識する機会となりました。今後のコミュニティーの活動についてご興味のある方は、ぜひ Google+ の GLIDE ページをご覧ください。