より多様性、公平性、包括性のある社会を目指して
Google は多様性・公平性・包括性を重んじる企業理念のもと、誰もが平等に活躍できる社会の実現を希求しています。
2020 年 WEF が発表した「ジェンダー・ギャップ指数 2020」では、日本は世界 153 カ国中 121 位に位置しています。データが示す通り、男女格差の問題はいまだ解決には遠く、わたしたちも日本社会における女性活躍の支援に積極的に取り組んでまいりました。
2014 年には、 テクノロジーを活用したより柔軟な働き方で女性の社会進出を支援していくプロジェクトとして「Women Will」を日本で立ち上げました。年齢や性別に関わらず誰もが活躍できる環境をつくるためには、個人の意識、組織、社会の仕組み等、多角的な変革が必要という考えのもと、Women Will はこれまでに 1000 以上のサポーター企業・団体と一緒に、組織と個人が実践できる働き方改革のための施策を考え、実証研究をしてまいりました。
そして昨年 10 月には、よりインクルーシブな組織を作り、女性のリーダーシップを促進するためのマネジメント層及びリーダーを目指す個人双方に向けてのトレーニングプログラム「 Women Will リーダシッププログラム 」の提供を開始しました。これまで約 50 の企業および組織に参加いただき、共に成果を上げてまいりました。
このたび Google は、国際女性デーである 3 月 8 日より新たな取り組み「Women Will ダイバーシティ&インクルージョン推進プログラム」の公開、提供を開始いたします。本プログラムは Google がこれまで培ってきた知見をもとに、企業や組織における無意識の偏見の排除、よりインクルーシブな企業文化の推進等、誰もが平等に活躍できる環境、社会をつくることを目的に作成したもので、 2022 年 3 月までに 10 万人の方へこのプログラムを提供することを目指します。
また、本取り組みに賛同し、一緒に活動いただける方(個人・企業問わず)を募集します。ご登録いただいた方には、プログラムをご自身が所属する企業・組織・コミュニティを対象に実践するための必要な資料とサポートを提供いたします。プログラムの詳細については、 3 月 8 日にオンライン配信を行いますので、 こちら からご登録ください。
ダイバーシティ・インクルージョンへの意識関心がかつてなく高まっている今、Google は、年代や性別を問わず一人一人が個人として認められる社会をみなさんと一緒につくれるよう、私たちができることをこれまで以上に探り、引き続き活動を続けてまいります。