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Japan Blog

ダイバーシティ & インクルージョン

Mountain View 研修



Google Japan にエンジニアとして入社しますと、最初の 3 ヶ月程度はカリフォルニア州の Mountain View にある本社に勤務することになります。

Mountain View はいわゆるシリコンバレーの一部で、スタンフォード大学のある Palo Alto の隣りの市です。日本から来るときは San Francisco 空港から自動車か Caltrain で来ることになるでしょう。IT 企業が集中するこの地域は先進的なイメージあるかもしれませんが、実際はのんびりとした地方都市です。3 階建て以上の建物はめったにありませんし、緑が豊富です。この辺りは非常に穏やかな気候で、冬以外はまず雨が降らないそうです。

緑になっている並木を示す画像。

滞在するのは、基本的に会社で借りているアパートです。Mountain View のダウンタウンにあります。職場には自動車や自転車で通います。たいていの場合は 2 人でルームシェアになり、私の場合は中国から来ているエンジニアがルームメイトでした。

Mountain View に来て最初の 2 週間はエンジニア向けの研修コースがあり、そこで社内の技術や開発手法などを学びます。例えば、プロジェクトの進め方、ウェブ検索の仕組み、広告システム、クラスタシステム、バージョン管理システムの使い方、コードのテスト方法、セキュリティ、国際化、オープンソースとの関わりなどです。入社する前は「 Google のアレはたぶんこんなふうに動いているんだろうな 」と想像しかできませんでしたが、これらの研修で想像通りだと確認できたこともあれば、想像を遥かに越えていて驚くこともありました。

入社したばかりのエンジニアは既存の開発チームに配属され、その中で最初のプロジェクトとメンターが割り当てられます。メンターというのは、新人エンジニアを指導する役割で、新人エンジニアの最初のプロジェクトに関して深い知識を持つエンジニアです。技術的なことから会社での暮らし方まで、わからないことは何でもメンターに聞くことができます。

滞在中に自分のプロジェクトに没頭しても良いのですが、いろいろな刺激を受けるチャンスでもあります。毎日のように社内外の人の講演があり、自分が関わっていないプロジェクトや技術の知識を得ることができます。例えば、私がいた2007 年の 5 月には Linus Torvalds の講演がありました。講演だけではなく、イベントなどもあるので、たくさんの人たちと知り合える機会があります。ビデオ会議はとても役に立つものですが、やはり実際に顔を合わせる機会を持つことで、その後のコミュニケーションがよりスムーズになるようです。