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Japan Blog

嘉悦大学訪問記



このたび、Google Apps Education Edition を導入していただいたごあいさつに、緑美しき花小金井の嘉悦大学さんを訪問しました。

嘉悦大学の緑沢山の入口を示す画像。

こんな緑あふれる静かな環境で勉強できるなんてうらやましい!

嘉悦大学さんの Google Apps の導入は経営経済学部の田尻慎太郎先生の強力な行動力と発想力、そしてなんといっても 学生の皆さんによりよい IT 環境を提供したいという熱意によって実現されたと言っても過言ではありません!また学生のみなさんで構成されるサポートチームによるユーザーサポートやポスター作成など、学校全体で盛り上げていこうという熱意と情熱が感じられるとてもすばらしい学校でした。

先生とサポートチームの集合写真。

田尻先生とサポートチーム。左から 2 番目下が田尻先生。

Google Apps Education Edition とは Google が提供する Web アプリケーションを統合して教育機関向けに提供しているホスティング型サービスです。利用できるサービスは電子メールの「 Gmail 」、スケジュール、タスク管理用の「 Google カレンダー」、インスタントメッセンジャーの「 Google トーク」、ワープロ、表計算、プレゼンテーションソフトの「 Google ドキュメント」、Web ページ作成ツールの「 Page Creator 」になります。これらのサービスを独自ドメインで学生や教職員のみなさまに無料でご利用いただいています。

嘉悦大学さんでは Gmail を独自ドメイン( kaetsu.ac.jp )で学生や教職員のみなさまが利用しています。年内には卒業生も利用できるようにするそうです。さらに来年度には Google カレンダー、Google トークも導入予定だとか。また、嘉悦大学さんでは Google が提供する API を利用することで、学校内の LDAP ユーザアカウントと Google Apps のユーザーアカウントを連携させたり、ユーザの利用状況の統計情報等も取得しています。さらにドメインエイリアスと転送設定を利用いただくことで、特別なシステムを追加設置することなく移行期間中のメールシステムの並行運用も実現されました。

ご担当の田尻先生からとても嬉しいコメントをいただきました。

「私たちの使命はネットワーク上でのコミュニケーションやコラボレーションに通じた学生を一人でも多く育てることです。そのための情報基盤の一部として Google Apps Education Edition が現在もっとも優れていると判断しました。決してメールサービスの運用コストをゼロにするために選んだわけではないのですが、結果としてその分の浮いた予算を、学生サービスの更なる向上に回せるのも大きなメリットです。

Google には導入前の段階から協力をいただきました。テストドメインを使わせていただけたので、実際に動かしながら並行運用や認証同期の目処をつけることができました。そのための技術情報が公開されているのも Google Apps を選んだ理由の一つです。私たちの質問に、常に迅速に回答してくださった Google のスタッフにはとても感謝しています。

今後、嘉悦大学では Google Apps を活用して情報教育の内容もバージョンアップしていきます。うちの学生が日本で一番 Google のサービスを上手に使えるようになれば、個人的にはとても嬉しいです。」

授業にもお邪魔してきました。

大きな部屋で先生と学生さんが座って、カメラの方向を見てる様子を示す画像。

嘉悦大学のみなさん、Google Apps をバリバリ使いこなして、学生生活をエンジョイしてください!