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Japan Blog

デベロッパー 交流会(第 1 回)─ Vol.2



コードが書いてあるウィンドウや人物の画像を示すFlash コンテンツの画面の画像。

寺井さん:
その点、Flash コンテンツを Google ガジェットにするのはとても楽です。私がはじめてGoogle ガジェットを作ったときは、ドキュメントを探す段階から計って 1 時間ほどで済みました。iframe であることを考慮する必要はありますが、制作フローとしては、いつも通り Flash コンテンツを作って、最後にそれを iGoogle ガジェット化すればもう完成です。Google ガジェットという、ある程度定型のプラットフォームが用意されているのも、都合の良い仕様です。Flash でブログパーツを作るときは、操作方法を説明するのが意外と面倒です。ブログパーツには共通の操作説明のテンプレートはありませんから 1 から操作説明を作る必要があるのです。一方の Google ガジェットは、操作説明用のスペースがある程度制限されているので、そのフォーマットに沿って、ユーザーに分かりやすいように説明をしようという「マニュアル作成のための指針」が立てやすいのが特徴ですね。ユーザーからのコメントを受け付けられる点も良い。ユーザーが制作者の代わりに説明してくれることもあり得る(笑)。移植しやすく反響も得やすい。これらの点を考えると Flash クリエイターにとって Google ガジェットはおいしい技術です。