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デベロッパー

デベロッパー交流会 ( 第 4 回 ) - Vol.4



さて、今回は、Google Gears を利用する上での苦労談や問題解決のコツがテーマです。


石原: Google Gears を使う上で、苦労された点や Tips はありますでしょうか?

松尾さん: Google Gears のアプリケーションを開発していると、時々 Firefox が落ちるのですが、何か対策はあるのでしょうか?

市川:そのような状況が発生したときには、ぜひバグ報告をお願います。再現コードとともに、 Google Gears のオープンソースプロジェクト にレポートをアップしていただければよいと思います。

河内:検証する際には不要なプラグインや拡張機能をはずしておくことも大切ですね。Firefox にはプロファイルを切り替えて実行する機能がありますので、デバック用のプロファイルを準備しておくことをお勧めします。

伊藤さん: Infosketch を開発している際に悩んだ点は、 Google Gears がインストールされていない場合にどのように対応すれば良いかということでした。必ずしもすべてのマシンに Google Gears が事前にインストールされているわけではありませんからね。そこで、 Infosketch では、もし対象マシンに Google Gears がインストールされていない場合には、 JavaScript のみでユーザから入力されたデータを保持する工夫を施しています。

ホーペ:これは Google Gears だけではなく、さまざまなプラグインソフトに共通する課題ですね。理想は予めインストールされていることですが、これは技術的な手段では解決できません。ただし、ビジネス用途であれば、事前に設定しておくことは比較的容易だとは思います。

石原: Google Gears では、 Workerpool を使ったときのデバックが難しいのではないかと思うのですが、いかがでしょうか?

市川: Firebug のコンソールにメッセージを出力することもできませんので、確かにデバッグは難しいかもしれません。ただし、メインのスレッドにメッセージを送信することはできるので、ここから Firebug のコンソールに出力すればデバッグしやすいと思います。

河内: Workerpool はスレッドのようなものといわれていますが、メインスレッドとは全く別な JavaScript インタプリタが動いていると捉えるとよいと思います。 Workerpool でコードを動かすには、スクリプトそのものを文字列で送り込むか、あるいはスクリプトファイルの URL を送り込むという方法があります。まずはメインスレッドの中で個々のスクリプトを実行して動作を確認し、成功したら Workerpool へ送り込むという手順を踏むと、開発効率もアップすると思います。

岡崎さん: Solaris や MacX OS でサポートしている、 DTrace という機能があります。この機能を利用すれば、いつどのメソッドが起動してその時の変数の状態を見ることができます。これを使えば、 Workerpool の中も見ることができます。ただし、残念ながら Google Gears が Solaris に対応していませんね。

ホーペ:プログラミングモデルを意識して開発することもポイントです。バグが起きないようにすることがデバッグの効率化のコツですね。それから、JsUnit などの JavaScript 用のテストツールを使うこともお勧めです。

Google デベロッパー交流会 第 4 回 Gears Vol.6 で質問・要望について動画。
10:25

質問・要望


この後、会場からは多数の質問やコメントが寄せられ、時間ぎりぎりまでの開催となり、引き続き行われた懇親会でも Google Gears について活発な議論が行われました。

デベロッパー交流会も含め、技術情報は 「Google デベロッパーホーム 」で提供します。ぜひご覧ください。