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Japan Blog

OpenSocial Hackathon を開催しました



11月に発表から1周年を迎え、世界中の ソーシャルサイト(SNS) が対応しつつある OpenSocial 。その ハッカーソン(Hackathon:Hack と Marathon を合成した造語) を12月18日に開催しました。今回の ハッカーソン は 30 名のデベロッパーとともに、既に OpenSocial に対応した MySpace 、OpenSocial でマッシュアップアプリケーションを作る際の素材となる API を多数公開しているリクルート が参加しました。

ハッカーソンでは、午前中にGoogle、MySpace、リクルートがそれぞれプレゼンテーションを行い、OpenSocial の最新情報や OpenSocial で活用できる API を紹介しました。その後、参加したデベロッパーの皆様は開発するアプリケーションの種類ごとにグループに分かれ、午後の時間をコーディングに費やしまし た。コーディングの形体はさまざまで、1つのアプリケーションを共同開発するグループもあれば、それぞれアプリケーションを開発しつつお互いにサポートするグループもありました。

5人でグループディスカッションしている方の様子を示す画像。

下の画像は開発されたOpenSocial アプリケーションの例です。左側のアプリケーションはソーシャルサイトに登録されたプロフィール画像を取得し、それを石として活用するリバーシです。お互いの画像の数が勝負を決めるという、OpenSocial ならではのソーシャルゲームと言えるでしょう。右側のアプリケーションは既に公開されている顔診断サービスを OpenSocial アプリケーションとして移植したものです。たった数時間で既存の Web アプリケーションが OpenSocial に対応できる良い実例となりました。

OpenSocialのプロフィールでのソーシャルゲームを示す画像。

夕方にはアプリケーションのプレゼンテーションが行われました。短いコーディング時間であったため、完成に至らない方もいらっしゃいましたが、YouTube の面白いビデオを友達とシェアするアプリケーションなど、OpenSocial ならではのソーシャルなアイデアが盛り込まれた素晴らしいアプリケーションが多数発表されました。 実は同じ日、同じタイムスケジュールで上海でも OpenSocial ハッカーソンが行われていたため、発表会の後には上海とビデオ会議を行い、それぞれの代表アプリケーションを互いにプレゼンしあう国際プレゼンテーションも行われました。日本からは代表として顔診断サービスが紹介され、上海からはソーシャルサイト上の友人がアップロードした Flicker の写真を取得して格好よく表示するFlicker Show が紹介されました。

世界中で次々と OpenSocial のアプリケーションが生み出されていることを実感できた一日となりました。