Google Developer Day 2010 Japan がいよいよスタート!
東京、京都の両会場には、DevQuiz を突破した開発者の方々をはじめ、朝から 1,500 人を越す多くの方にお集まりいただき、Google Developer Day 2010 Japan の最初のプログラム、 基調講演が無事、終了しました。今回のテーマは Chrome / HTML5、Android、Cloud platform です。
基調講演の様子を簡単にご紹介します。
Chrome & HTML5
Google のシニアエンジニアリングマネージャー及川卓也からは、ウェブにおける HTML5 の可能性、そして、ウェブアプリケーションを収益化する方法としてのひとつとして Chrome Web Store を紹介しました。また、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科の一色正男教授からはウェブ標準の重要性、HTML5 の意義が語られ、 W3C 標準仕様策定の活動が紹介されました。
Android
Google Developer Day 初登壇となるデベロッパーアドボケイトのティム ブレイは、 Android Market の最新事情を紹介。日本は、Android Market のアプリケーション ダウンロード数で世界 5 位ですが、アップロード数では世界 2 位であることが発表されました。今後も、日本の開発者の皆さんにどんどん開発を続けて、来年はぜひ 1 位になってほしいという、ティムのコメントで締めくくられました。
クラウド
続いて、デベロッパーアドボケイト フレッドソオーによる Cloud Platform のセクションでは、Google App Engine の適用事例、新機能の紹介に加え、VMware のベン アレックス氏より、Spring Roo のデモンストレーションも行われました。
さて、 午後のブレークアウトセッションでは基調講演で紹介された Google が提供する API や技術、さらには、Google が協力するオープンテクノロジーをテーマに Google のソフトウェアエンジニアや Google のテクノロジーに精通したパートナーやコミュニティの方々が Google 技術の効果的な活用方法を紹介します。
セッションの内容についてさらに詳しく聞きたい方はオフィスアワーに参加してください。また、30 を超える出展団体が集まったデベロッパーサンドボックスもぜひお楽しみください。