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Japan Blog

Google 日本語入力の開発版をアップデートしました。(0.13.523.10x)



本格的に寒い日が増えてきて、一気に秋も深まってきました。秋と言えばやはり食欲!最近妙にお腹が空いて仕方がないです。寒暖の差が激しく、体調を崩しやすい時期なので、しっかりと栄養を取って健康には気をつけてくださいね。

本日、Google 日本語入力開発版をアップデートしましたのでお知らせします。今回の変更点は以下のとおりです。

共通の変更点

  • 一部の人名等の複合語で適切な候補が出ていなかった問題を修正しました。
  • 麻雀用語を拡充しました。(ぴんふ → 平和)
  • 中華料理の用語を拡充しました。(ちんじゃおろーす → 青椒肉絲)
  • 複合語の読みに一部誤りがある問題を修正しました。
  • ローマ字テーブルに登録可能な文字数の上限を増やしました。

Windows 版の変更点

  • 入力中の文字列表示や、サジェスト・候補ウィンドウ表示に関する多くの問題を修正しました。
  • 入力中にローマ字キー (JIS キーボードでは Alt + 「ひらがな」) を押すことで、ローマ字入力とかな入力を切り替えられるようになりました。この機能を有効にするには、設定ダイアログの「基本設定」から、「ローマ字入力 (切替え可)」または「かな入力 (切替え可)」を選択します。

Windows 版の既知の問題

  • アップデート後、言語バーの表示が乱れることがあります。Windows 再起動後に直ります。
  • 言語バーに“(旧) Google 日本語入力” または “(無効) Google 日本語入力” が現れることがありますが、選択しても問題ありません。自動的に新しいバージョンに置き換えられます。
  • 言語バーの変換モードアイコンとツールアイコンが、IME のアイコンの左側に表示されます。
  • Windows XP で「詳細なテキストサービス (TSF)」を無効にすると、言語バーが表示されません。

Mac 版の変更点

  • ¥キーで入力する文字をバックスラッシュに指定している際、シフトキーを押しながら¥キーを押した場合もバックスラッシュ文字が入力されてしまうという問題を修正しました
  • Macでも多段計算が可能になりました。 “1+1=” を 2 と変換したあと、 “+3=” と入力すると、5 と変換できるようになります。ただし一部のアプリケーションでは動作しません。

オープンソース版の変更点

  • Emacs版クライアントが端末内でも利用可能になりました。
  • IBus版クライアントが、IMEオン・オフのショートカットキーを無視することがある問題を修正しました。

バージョン番号は次のように更新されます。

Windows 版: 0.13.499.100→ 0.13.523.100

Mac 版: 0.13.499.101 → 0.13.523.101

オープンソース版: 0.13.499.102 → 0.13.523.102


Windows および Mac の開発版をお使いの場合は自動的に更新されますので、そのままお待ちください。

Google 日本語入力開発版をお使いの皆さま、いつも Google 日本語入力をよりよくするためにご協力いただきありがとうございます。今後とも、みなさんと共に Google 日本語入力を、より使いやすい製品に育てていきたいと思っています。お気づきの点がありましたら、ぜひヘルプフォーラムからお知らせください。みなさんの貴重なフィードバック、お待ちしています。どうぞよろしくお願いいたします。