想像力をさらに広げる Gemini との新しい連携

Gemini は、アイデア出し、詳細なリサーチ、取り組んでいるプロジェクトのコンテンツ作成など、すでに様々な場面で活用されています。そして本日より、リアルタイムでのドキュメント編集や、アイデアを具体的なプロトタイプとしてコーディングするといった、より多くの用途で Gemini をお使いいただけます。
Canvas を活用したコラボレーション
Canvas は、Gemini の新しいインタラクティブなスペースで、テキストの作成、改良、そして共有が簡単に行えるように設計されています。プロンプトバーから [Canvas] を選択するだけで、ドキュメントやコードの作成と編集がすぐに始められ、変更内容はリアルタイムに反映されます。
高品質な原案を簡単に作成し、Gemini からのフィードバックを活用して編集の提案を受けることで、作業を効率的に完了できます。特定の段落や原稿全体を修正したい場合は、クイック編集ツールを使うことで、トーン、長さ、書式などを手軽に調整できます。例えば、段落を選択して、より簡潔に、より専門的に、あるいはよりカジュアルにするよう Gemini に指示することができます。Canvas は、スピーチ原稿の作成から、エッセイ、ブログ記事、レポートの修正まで、あなたの創造性を最大限に引き出すのに役立ちます。
Canvas は、Gemini との連携をスムーズに行えるように設計されています。作成したコンテンツを他のユーザーと共有して共同で作業したい場合も、ワンクリックで Google ドキュメントにエクスポートできます。
Canvas でコーディング
Gemini はすでに、コード生成、デバッグ、そしてコードの説明といった、プログラミングやソフトウェア開発の様々なタスクを効率化しています。Canvas は、コーディングのアイデアを、ウェブアプリ、Python スクリプト、ゲーム、シミュレーション、その他インタラクティブなアプリケーションの実用的なプロトタイプへと変換するプロセスを効率化します。Canvas を活用することで、開発者はプロジェクトの初期段階の動作バージョンを素早く作成でき、学生はコーディングの概念を効率的に学ぶことができます。プロセス全体を通して、Gemini はあなたと共同で作業し、コードを繰り返し洗練していきます。
Canvas 内では、HTML / React コードなどのウェブアプリのプロトタイプを生成してプレビュー表示し、デザインの視覚的な表現をすぐに確認できます。例えば、ウェブサイトのメール登録フォームを作成したい場合、Gemini にフォームの HTML を生成してもらい、ウェブアプリ内でどのように表示され、実際に動作するかをプレビューできます。入力フィールドの変更や、CTA ボタンの追加といった作業も簡単に実行できます。更新されたプレビューをその場で確認し、作成したものを他のユーザーと共有することも可能です。
Canvas を活用することで、コーディングのプロセス全体を簡素化し、複数のアプリケーションを切り替えることなく、コードとデザインの作成、編集、共有を一つの場所で効率的に行うことができます。
Canvas は、Gemini および Gemini Advanced のサブスクリプション機能として、本日より世界中の Gemini アプリで、対応するすべての言語で順次提供します。本機能は、プロンプトバーから Canvas を選択しお使いいただけます。詳細については、こちらをご覧ください。
音声概要機能でファイルをディスカッションに
複雑な情報を理解するのに役立つ NotebookLM の音声概要には、すでに多くのユーザーから支持いただいています。本日より、Gemini でもこの音声概要機能をご利用いただけるようになります(英語のみ対応)。
音声概要は、ドキュメント、スライド、さらには Deep Research によるレポートを、興味をひくポッドキャスト形式の音声ディスカッションに変換します。Gemini が、2 人の AI ホストによるポッドキャスト形式の議論を生成し、クリック一つで、アップロードされたファイルについて、ホスト同士が活発かつ詳細な会話を行います。ホストは資料を要約し、トピック間のつながりを説明し、活発なやり取りを行いながら、独自の視点を提供します。
音声概要は、学習をより楽しく、そして生産的にするサポートになります。授業のノート、研究論文、長文のメールのやり取り、あるいは Deep Research が作成したレポートなどをアップロードすれば、外出中に音声概要でファイルの内容を手軽に把握できます。
音声概要は、Gemini および Gemini Advanced のサブスクリプション機能として、本日より世界中でご利用いただけます。まずは英語のみの提供となりますが、今後、他の言語への対応も順次拡大していく予定です。音声概要を作成するには、様々なトピックに関するドキュメントやスライドをアップロードし、プロンプトバーの上に表示される提案チップをクリックするだけです。AI が生成した議論を音声で聞くことで、マルチタスク中でも新たな視点を得たり、最新の情報を把握したりすることができます。音声概要には、ウェブ版および Gemini モバイルアプリからアクセスでき、音声ファイルは共有やダウンロードも可能です。
これらの新機能により、Gemini がより効果的なコラボレーションツールとなり、あなたのアイデアを実現するお手伝いをします。これらの機能は、gemini.google.com でご利用いただけます。