アイデアをカタチに:Google I/O 2026 で進化を遂げた Google AI Studio

2026年 5月 20日

Android へのネイティブなバイブ コーディング、Google Workspace との連携、AI Studio モバイル アプリなどを提供開始します。


Ammaar Reshi

Product and Design Lead, Google AI Studio

Mike Taylor-Cai

Product Manager, Google AI Studio


黒い背景に鮮やかな色のアイコンが表示された画像。コピーには「アイデアをカタチに(Bring any idea to life)」と書かれている。

何百万人もの開発者の皆さまにとって、 Google AI Studio は、プロンプトから本番環境で動作するアプリを構築するための最も効率的な近道となっています。 Google I/O 2026 では、アプリの「開発方法」だけでなく、AI を使って「何を作れるか」についても一新しました。

本日は、発表されたエキサイティングなアップデートのすべてをご紹介します。

Google のエコシステム全体で開発する

優れたアプリというものは、単体で存在するものではありません。私たちは Google AI Studio をより広い Google のエコシステムへと融合させてきましたが、その拡張をさらに推し進めています。

Google AI Studio 内で構築するアプリから、 Google Workspace に直接アクセスできるようになりました。この連携により、 Google スプレッドシート のデータをもとにダッシュボードを構築したり、ユーザーの Google ドライブ を整理するツールを作成したり、チームが日々活用しているドキュメントやデータと連動するアプリを立ち上げたりすることができます。これらすべての作業を、 Google AI Studio の画面から離れることなくシームレスに行えます。

さらに、よりスピーディな開発サイクルのためにローカル環境での開発を行いたい場合は、 Google Antigravity へと直接エクスポートできるようになりました。これまでの会話履歴やプロジェクトファイル、API キーなどのシークレット情報もすべてそのまま引き継がれるため、作業を中断したまさにその場所から再開できます。チームの他のメンバーを巻き込んで、開発ワークフローをさらにスケールアップさせていきましょう。

アプリのデザインや使い心地を自在に設計する

アプリのデザインや使い心地は、ご自身のビジョンを反映させ、ユーザーにとって使いやすいように自由にコントロールしたいものですよね。そこで、アプリのビジュアルスタイルを好みに合わせてカスタマイズできるよう、 Google AI Studio にいくつかの新しいデザイン機能を導入しました。

  • カスタム画像を生成: AI Studio Build エージェントが、 Nano Banana を活用してカスタム画像をその場で自動生成します。外部のプレースホルダー用のアセットをわざわざ用意することなく、ニーズに合わせたインターフェースの構築や、特定のユースケースのモックアップ作成を親身にサポートします。
  • プレビューでアプリをカスタマイズ: 新しい編集ツールを使うと、プレビューウィンドウ内で直接アノテーションが行えます。アプリの画面上に直接線を引いたり、コンポーネントを微調整したり、新しいビジュアルを生成したりといった作業が、開発の流れを止めることなくその場で実行できます。

Google AI Studio アプリの事前登録がスタート!

素晴らしいアイデアというものは、パソコンの前に座っているときだけに思い浮かぶとは限りませんよね。「移動中や外出先でも、ひらめいたアイデアをすぐに形にしたい!」と思ったことはありませんか? そこで、新しいモバイルアプリを通じて、本格的なビルドモードの体験をスマートフォンにお届けします。

本日より事前登録の受付を開始する Google AI Studio アプリを使うと、スマートフォンを取り出して、その場でコードの修正やビルドのプレビューを重ねることができます。外出先ではモバイルでサクッと開発を始め、デスクに戻ってから大画面で本格的な作業に没頭するという連携が可能になります。また、インスピレーションを得るためにモバイルギャラリーから他のアプリをリミックスしたり、実際にデプロイしたアプリを友人に簡単に共有してフィードバックを集めたり、共同作業をしたりすることもできます。

スマートフォンさえあれば、わずか数分で次の新しいアイデアを作成し、共有できるようになります。

Google AI Studio で Android アプリを構築する

本日より 、Build タブから直接、ネイティブな Android アプリを構築できるようになります。画面の「Build an Android app」を選択し、プロンプトを入力し始めるだけでスタートできます。ソフトウェアのインストールも、 SDK の管理も、ローカル環境の構築も一切必要ありません。

新しい体験には以下が含まれます。

  • 商用品質のネイティブコード : 実現したいアイデアを説明するだけで、 Google AI Studio が最新の Jetpack Compose パターンを用いた、商用品質の Kotlin コードを自動生成します。
  • ブラウザ内エミュレーターと ADB サポート : ブラウザ上で動作する Android エミュレーター でアプリをプレビューしたり、 Android Debug Bridge ( ADB : Android デバッグブリッジ)を利用して、Android 端末に直接アプリをインストールしたりできます。
  • Play ストアへの直接テスト配信 : Google AI Studio 内で Google Play デベロッパー アカウント を連携させることで、ワンクリックで Google Play の内部テストトラックへアプリを公開し、テストを開始できます。

かつてネイティブな Android アプリ開発といえば、高性能なコンピューターと深い技術知識が必要不可欠なものでした。しかし今では、 Google AI Studio を活用することで、手元のデバイスからプロンプトを入力するだけで、わずか数分で完全なネイティブ Android アプリを形にすることができます。

クレジットカード不要、無料でデプロイ可能に

開発を始めたばかりの開発者の皆さまは、 クレジットカードの登録不要 で、 最初の 2 つのアプリを無料で Google Cloud へデプロイ できるようになります。すでにプロジェクトで有料請求を有効にされているユーザーは、従来通り Cloud Run の無料枠がデフォルトで適用されます。

さあ、今日から開発を始めましょう

プロトタイプをより早く作成する方法を探している経験豊富な開発者の皆さまも、初めてのアプリ作りに挑戦するクリエイターの皆さまも、 Google AI Studio は皆さまの力強いパートナーです。

ぜひ Google AI Studio を使い、新しい一歩を踏み出してみてください。皆さまがどのような素晴らしいアプリを作られるのか、心から楽しみにしています!

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