Google Chrome ベータリリース: 0.4.154.25
Google Chrome バージョン 0.4.154.25 がリリースされました。すでに Google Chrome をお使いの方は数日のうちに自動更新されます。また、画面右上のレンチ型のメニューから [Google Chrome について] を開き、手動でいつでも最新版に更新することもできます。
このリリースは今までに Dev チャンネル登録者のユーザーの方々にリリースさせていただいた修正をすべて含むものです。0.3.154.9 以降の修正についての詳しい情報は http://dev.chromium.org/getting-involved/dev-channel/release-notes (英文) をご覧ください。
追加情報: 不具合を発見した場合には、Google Chrome ヘルプグループやバグ登録フォームもお使いください。どちらもすでに多くのユーザーの方にご利用いただいており、皆様からの疑問や不具合のレポートに関しても多くの意見交換が期待できるはずです。
新機能
- ブックマークマネージャ(インポート/エクスポート機能付)
「Google Chrome の設定」メニュー(レンチ型のアイコンのメニュー)を使うことでブックマークマネージャを起動することができます。ブックマークの検索、フォル ダの作成、そしてブックマークをドラッグ&ドロップすることで新しい場所に移動することが可能となります。ブックマークマネージャのツールメニューからブックマークのインポートとエクスポートができます。 - オプションの中のプライバシーセクションの設置
データをほかのサービスに送信する機能についての設定オプションをグループ化しました。レンチ型アイコンのメニューを開き、オプションをクリックし、「高度な設定」タブを開くことで使うことができます。 - ブロックされたポップアップの新しい通知
ポップアップブロッカーは以前はポップアップウィンドウをブラウザウィンドウの右下に最小化し、ひとつの小さいウィンドウをそれぞれのポップアップごとに 作成するだけでした。今は、Google Chrome は隅に1つの小さな通知を表示し、そこにブロックされたポップアップの数を示します。その通知のメニューで必要ならば、特定のポップアップを開くことができるようになりました。
セキュリティ問題
- このリリースでは、ダウンロードした HTML ファイルがローカルのコンピュータのほかのファイルを読み込みインターネット上のサイトに送ってしまう不具合を修正しています。XMLHttpRequest() を使ってローカルのファイルがネットワークコネクションを張ることを回避することができます。また、HTML ファイルのダウンロードでは、プロンプトを表示し、確認をするようになります。
深刻度: 中間 もしユーザーがダウンロードした HTML ファイルを開くように誘導されてしまった場合、この不具合は任意のファイルを攻撃者に送ることを可能とします。
[154.18 で修正されている問題です]
そのほかのアップデート
主要コンポーネントのバグフィックス (新機能なし) :
- Gears がバージョン 0.5.4.0 にアップグレードされました (0.4.24.0 より)
- V8 (JavaScript エンジン) が 0.3.9.2 へアップグレードされました (0.3.5.0 より)