Google Chrome: Dev リリース 2.0.156.1 と Beta リリース 1.0.154.43
Google Chrome の Dev チャンネルにて、新しい Dev リリースである 2.0.156.1 を、また Beta チャンネルにて 1.0.154.43 を公開しました。
今回のリリースに先立ち、既存の Dev リリースユーザーを Beta チャンネルに移動しましたので、ご注意ください。この背景には、Dev チャンネルでのリリースが、Google Chrome が Beta であった間の Dev チャンネルとは異なり、安定性などがまだ確保されていないことがあります。Dev チャンネルに登録されていた方は改めて、Beta チャンネルに残るか Dev チャンネルに参加するかのいずれかを選択して下さい。チャンネルの変更は新しいチャンネルチェンジャーで行えます。
Dev リリース 2.0.156.1
多くの新機能が追加されていますが、詳細についてはリリースノート (英語) をご覧ください。ここでは、いくつかの主要な新機能について取り上げます。
- 新しいバージョンの WebKit - 多くの修正がされて、CSS グラデーションやリフレクションのような機能が追加されています。
- 新しいネットワークコード - Google Chrome は独自の HTTP ネットワークプロトコルを持つようになりました。以前は、Windows 上の HTTP スタックである WinHTTP を標準で用いており、独自の HTTP スタックはコマンドラインでのみ選択できるようになっていましたが、Mac や Linux との共通コンポーネントを持つ必要性から、独自の HTTP スタックに切り替えました。
- フォームでのオートコンプリート
- フルページでのズーム
- オートスクロール (初期段階の実装) - ページ上で真ん中のマウスボタンをクリックすることで、どの方向へのスクロールも可能になります。
Beta リリース 1.0.154.43
今回のリリースはマイナーアップデートです。次の修正が含まれています。
- Gears の 0.5.8.0 へのアップデート - いくつかのオフラインアプリケーションでのクラッシュを修正しました。
- ヘブライ語のスペルチェック
お願い: 不具合は http://code.google.com/p/chromium/issues (英語) に登録して下さい。また、登録したものに追加や変更があった場合には、更新をお願いします。