Google Chrome: Beta アップデートおよび Dev リリース 2.0.170.0
Google Chrome の Beta チャンネルはしばらくの間更新を行っておりませんでしたが、この度、ビルド 2.0.169.1 で更新を行いました。ビルド 2.0.169.1 については、こちらをご覧ください。
Stable チャンネルの基準を満たしたビルドを提供できるまで、Beta チャンネルで安定性と品質の向上を行ってまいります。
最新機能を試したいが、Dev チャンネルよりも安定したビルドを待っていたユーザーの方々は、是非ともこの機会に Beta チャンネルに切り替えてみてください。切り替えについては、Easy Access Release Channels (英語) を参照ください。
また、Dev チャンネルも 2.0.170.0 に更新しました。今回のリリースでは、ユーザビリティと安定性を向上させています。また、WebKit と V8 のマージも行っております。
新機能
- V8 が 1.1.1.2 にアップグレードされました。詳しくは V8 の changelog (英語) をご覧ください。
- オートコンプリートがテキストフィールドで上下カーソルキーを押した際にもポップアップで表示されるようになりました。
- 通常のブラウズモードにて訪問したことのあるリンクがシークレットモードでは訪問したことがあるリンクとして表示されなくなりました (以前は通常のブラウジングのときと同様に紫色などにリンクが変わりましたが、シークレットモードでは訪問したことのあるサイトであることがわからないようになりました)
修正
- リグレッションバグの修正: タスクバーを自動的に隠す設定にしていた場合、Google Chrome ウィンドウが最大化されて表示されていると、マウスがタスクバーの領域に入り、本来ならばタスクバーが表示されるようになるべき場合でも表示されなかった問題の修正
- セッションのリストアに関連するリグレッションバグの修正
- ある種類のマウスで水平方向のスクロールが逆方向に動いてしまう問題の修正
- "Exit Full Screen" リンクが動作しなかった問題の修正
- リンクやブックマークをタブにドラッグしても無視される問題の修正\
- ページ内を移動中にプラグインが適切に自動で非表示にならなかった問題の修正
このほかの変更点や修正点の詳細については、リリースノート (英語) をご覧ください。
既知の問題
- about:network ダイアログが現在の Google Chrome ウィンドウの後ろに表示される (http://crbug.com/8453 (英語))
- Flash を使っているページをスクロールした場合、CPU 使用率が 100% に上がる (http://crbug.com/8653 (英語))
- about:network ダイアログにおいて、スクロールバーが表示されなくなる (http://crbug.com/8732 (英語))
- 複数のダウンロードタブが生成される (http://crbug.com/8767 (英語))
- ダウンロードページでステータス表示が停止される (http://crbug.com/8220 (英語))
- 1 つのタブしか持たない Google Chrome のウィンドウが 1 つのみある場合、タブのドラッグができない (http://crbug.com/8637 (英語))
- 閲覧履歴のインポートでその日の履歴のみしか履歴ページで表示されない (http://crbug.com/8827 (英語))
- デバッガを起動した場合、タブがクラッシュする (http://crbug.com/8822 (英語))
- インスペクタ (「要素を検証」) が空のエレメントのみしか表示しない (http://crbug.com/8821 (英語))
- タスクマネージャが最大化されている場合にバックグランドの描画に問題が生じる (http://crbug.com/8372 (英語))
- リグレッションバグ: エンコードの自動検出が機能しない (http://crbug.com/8587 (英語))
- 証明書のアドレスと異なるアドレスの SSL ページにアクセスした際にタブが動作しない (http://crbug.com/8517 (英語))
Dev チャンネルでは最新の修正を確認し、開発中の新機能にアクセスすることが可能となります。Dev チャンネルおよび登録方法については http://dev.chromium.org/getting-involved/dev-channel/ (英語) をご覧ください。