Google Chrome: Dev リリース 3.0.182.2
Google Chrome の Dev チャンネルが 3.0.182.2 にアップデートされました。今回のリリースでは HTML5 で導入されるビデオタグのサポートが追加されています。HTML5 については WHATWG のドラフト (英語) をご覧いただければと思いますが、現在 Google では HTML5 のサポートを積極的に進めています。現在、米国で行われている開発者向けイベントである Google I/O でも、いくつかの HTML5 の機能が紹介されており、今回の Dev リリースを使ったビデオタグのサポートもデモされました。
この後も HTML5 のサポートを順次追加していきますので、皆さんからも積極的なフィードバックをお待ちしています。
主な変更:
- ビデオタグのサポート
- --auto-spell-correct フラグを付加することによる、"the" を "teh" としてしまうような典型的なスペルミスの修正
- 全体的な UI の改善
いくつかのクラッシュの修正
既知の問題:
- 英語以外の言語において、ブラウザが用いるフォントが非常に小さくなってしまっている。本問題については、次回の Dev チャンネルでの更新で修正予定 (Issue: 12309 (英語))
バージョンの変更:
- WebKit - 531.0
- V8 - 1.2.5.1
- Gears - 0.5.21.0
このほかの変更点や修正点の詳細については、リリースノート (英語) をご覧ください。
Dev チャンネルでは最新の修正を確認し、開発中の新機能にアクセスすることが可能となります。Dev チャンネルおよび登録方法については http://dev.chromium.org/getting-involved/dev-channel/ (英語) をご覧ください。
また、不具合は http://code.google.com/p/chromium/issues (英語) に登録していただき、また、登録したものに追加や変更があった場合には更新するようお願いいたします。