Google 日本語入力の開発版をアップデートしました。 (Ver 0.11.326.10x)
桜の花も終わりに近づき、いよいよ暖かくなってくると思っていたところで急に寒くなりびっくりしています。急な温度変化ですがみなさま、お体にお気をつけくださいね。
さて、Google 日本語入力開発版をアップデートしましたのでお知らせいたします。今回のアップデートでは、主に以下の点を変更しました。
変更点
- 変換アルゴリズムを改良し、変換精度が向上しました。
- 単漢字辞書を拡充しました。また、一部漢字に”旧字体”という注釈がつくようになりました。
- “漢数字”、”ローマ数字”、”丸数字”、”大字”といった注釈が、数字に関する変換候補につくようになりました。
- Windows 環境でのキー入力レスポンスを改善しました。
- Windows 環境で、無効なキーコードによって入力中のアプリケーションがクラッシュしていた問題を修正しました。
既知の問題
Windows 版
- かな入力をお使いの際、パスワード入力時などに半角かなモードになってしまうことがあります。言語バーの KANA ボタンをオフにするか、「Ctrl+Shift+ひらがな」を押すと英数字モードに戻ります。
- IME がオフのとき、F10 キーのイベントがアプリケーションに通知されません。
Mac 版
- IME をオン・オフする機能の設定は動作しません。
- 候補ウインドウが画面外にはみ出ることがあります。
すでに開発版をお使いの場合は自動的に更新されますので、そのままお待ちください。バージョン番号は次のように更新されます。
Windows 版: 0.11.312.100 → 0.11.326.100Mac 版: 0.11.312.101 → 0.11.326.101
開発版をインストールするには、Google 日本語入力のダウンロードページの下にある「開発版をダウンロード」というリンクをクリックしてください。開発版についての詳細は、「Google 日本語入力に開発版が追加されました。」というブログエントリをご覧ください。開発版では、問題の早期発見のために、使用統計データと障害レポートの送信が常に有効になることをご了承ください。
これからも、Google 日本語入力をよりよくしようと、チーム一同で開発を進めていきます。お気づきの点がありましたら、ぜひヘルプフォーラムからお知らせください。みなさんのフィードバックがなによりの励みになります。