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Japan Blog

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Google 日本語入力のベータ版をアップデートしました。 (Ver 0.11.382.x)



湿度が高く、寝苦しい夜が増えてきました。なかなか寝付けない人、暑くても寝られる人、そもそもワールドカップの応援で夜は忙しい人とそれぞれでしょうが、みなさん体調管理には十分気をつけて下さいね。

さて、Google 日本語入力のベータ版をアップデートしましたのでお知らせします。今回のアップデートでは、開発版で提供していた機能を取り込んでいます。新機能の完成度向上にご協力頂いた方々に改めてお礼申し上げます。

主な変更点は、以下の通りです。

Windows 版 / Mac 版共通

  • 変換アルゴリズムの改良点
    • 文節区切りの精度が向上しました。
    • 口語表現の変換精度が向上しました。 (例: 「行ってきまーす」「知りたーい」「寝ろってこと」「動いとらん」等)
    • カタカナ表現が不必要に選択される問題を一部修正しました。
    • 単漢字辞書を拡充しました。
  • 入力補助機能の改良点
    • ローマ字のタイプミスの修正機能を拡充しました (例:にゅりょく→入力, しゅりじょうしゅりちゅう→首里城修理中)
    • 一部漢字に"旧字体"という注釈がつくようになりました。"漢数字"、"ローマ数字"、"丸数字"、"大字"といった注釈が、数字に関する変換候補につくようになりました。
    • 変換候補に数字が複数ある場合、一つの数字の字形(アラビア数字・漢数字)を変更すると、他の数字候補も連動して字形が変わるようにしました。(例: 2階と3階, 二階と三階)
    • MS-IME互換設定でのF9 / F10 キー動作の互換性が向上しました。
  • カスタマイズに関する改良点
    • ユーザー辞書に登録できる単語数が増えました。これまではユーザー辞書には1万語までしか登録できませんでしたが、リソースがあるかぎり登録できるようになりました。
    • ユーザーフォーラムでのフィードバックをもとに、ローマ字ルールの評価方法を改良しました。
    • 文字入力中における、Shift キーでのカタカナ入力の設定に対応しました。これまでは常に英数字が入力されていましたが、ことえりタイプのカタカナ入力も設定できるようになりました。
  • パフォーマンスに関する改良点
    • 入力履歴やユーザ辞書の読み込み・書き込みを非同期に行うことでレスポンスが向上しました。


Windows 版のみ

  • IME ON/OFF のキーカスタマイズに対応しました。プロパティのキー設定からIMEを有効化、無効化するショートカットキーをカスタマイズできるようなります。
    例えば、「Ctrl+j」でIMEを有効化、無効化したい場合には、以下のエントリーを追加してください。
    • 直接入力 Ctrl+j IMEを有効化
    • 入力文字なし Ctrl+j IMEを無効化
    • 変換前入力中 Ctrl+j IMEを無効化
    • 変換中 Ctrl+j IMEを無効化
  • キー入力レスポンスを改善しました。
  • ひらがな/カタカナキーをサポートしました。
  • かな入力をお使いの際、パスワード入力時などに半角カナモードになってしまうという問題を修正しました。。
  • 無効なキーコードによって入力中のアプリケーションがクラッシュしていた問題を修正しました。
  • 使用統計情報や障害レポートを送信するための設定ダイアログが変更されました。今後は、管理者権限で許可した場合のみ使用統計情報や障害レポートが送信されるようになります。以前の設定については以下のように引き継がれます。
    • インストール時に、「使用統計情報や障害レポートの送信」を明示的にチェックしなかった場合、その後の設定変更にかかわらず、その PC を使用している全てのユーザーからの送信が停止されます。
    • インストール時に使用統計情報や障害レポートの送信を明示的にチェックした場合、引き続き使用統計情報や障害レポートの送信が行われます。ただし、その PC の利用者の中に、使用統計情報や障害レポートの送信のチェックボックスを解除した人がひとりでもいた場合、PC 全体で送信が停止されます。


MAC 版のみ

  • Snow Leopard (10.6) 上で長時間使用していると、動作が重くなる不具合を修正しました。
  • 確定履歴が保存されず、入力履歴に基づいた学習が動作していなかった問題を修正しました。


既知の問題

  • Windows 版: IME 有効化のキーを二度押さないと認識されない場合があります。
  • Windows 版: 文章入力中に IME をオフにすると、入力中の文章がキャンセルされてしまう場合があります。
  • Windows 版: 変換キーで IME が有効にならない問題があります。

すでにベータ版をお使いの場合は自動的に更新されますので、そのままお待ちください。バージョン番号は次のように更新されます。ただし、今回 Mac 版は更新時にログアウトが必要になります。お手数をおかけしますが、ダイアログの指示に従ってログアウトしてください。

Windows 版: 0.10.288.0 → 0.11.382.0
Mac 版: 0.10.288.1 → 0.11.382.1

今回、開発版、オープンソース版は更新されず、以下のままになります。

Windows 版: 0.11.383.100
Mac 版: 0.11.383.101
オープンソース版: 0.11.383.102

ベータ版 (0.11.382.x)開発版 (0.11.383.10x) の機能的な違いはありませんが、今後も開発版の方が早いサイクルで更新されていきます。また、開発版がインストールされている環境にベータ版をインストールする場合、いったん開発版をアンインストールする必要があります。

私たちは日々、Google 日本語入力を皆さんに気持ちよく使っていただけるよう開発を続けています。Google ならではのアプローチ、クオリティの製品を目指していますので、是非お使いいただき、フィードバックを頂ければと思います。

今後も皆様からのフィードバックをお待ちしております。 ヘルプフォーラムをご利用ください。