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Japan Blog

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Google 日本語入力のベータ版をアップデートしました。(0.13.521.0 / 0.13.537.1)



11 月の関東はおでかけ日和が続いていたのですが、ここにきて急に寒くなってしまいました。

週末は鮮やかに彩られた紅葉で心身共にリフレッシュという方も、出発前に風邪など引かぬよう体調管理には気をつけてくださいね。

さて、本日 Google 日本語入力ベータ版をアップデートしましたのでお知らせします。今回の更新は、変換機能の向上、語彙の追加、Windows 版での互換性の改善と高速化が行われています。主な変更点は以下のとおりです。


共通の変更点

  • 広く知られている誤字や誤用の一部がサジェストや変換候補に表示されなくなりました。例: 「的を得る」「嘘吹く」「危機一発」
  • 前バージョンで報告のあった誤変換の多くを修正し、変換精度が向上しました。
  • スペルチェック機能を導入しました。この機能が働くと、候補ウィンドウの右側に <もしかして> と書かれた候補が追加されます。例: シュミレーション (シミュレーション)、 アボガド (アボカド)、 レミオメロン (レミオロメン)
  • さまざまなジャンルの辞書を追加しました。次のような語彙が増えています。顔文字: (^^) (にこ)、(`・ω・´) (しゃきーん) / 沖縄に関する語彙: 海人(うみんちゅ) / 外国地名の漢字表記: 加拉巴(じゃかるた) / 追加された複合語: 菅首相(かんしゅしょう) / 記号変換: ⤵(やじるし)、☃(ゆきだるま) / 当て字読み: 理由(わけ)、宇宙(そら)、鎮魂歌(れくいえむ) / カタカナ英語: Hey! Say! JUMP (へいせいじゃんぷ) / 中華料理: 青椒肉絲 (ちんじゃおろーす) / 麻雀用語: 平和 (ぴんふ)
  • サジェスト機能を改善しました。
    • 単文節ずつ細切れに確定していても、それぞれを連結した候補が入力履歴としてサジェストされます。
    • 直前に入力したテキストを考慮しながら候補をランキングするようにしました。(例: 「六本木」を入力した直後に「ひ」を入力すると、「ヒルズ」や「ヒルズアリーナ」がサジェストされます。
  • 句読点による自動変換機能を追加しました。(この機能を利用するには、設定項目の「入力補助 > 句読点変換を有効にする」を「オン」にしてください)。


Windows 版の変更点

  • 日本語入力に使用する API を TSF から IMM32 に変更しました。これにより、特に Windows XP 環境での安定性と互換性が大幅に改善しました。
  • キー入力への反応が速くなりました。Windows XP SP3 標準のエディットコントロールを対象とした社内テストによると、前回のベータ版と比較して、シングルコア環境で最大 40%、デュアルコア環境では最大 70% 高速化しています。


Windows 版の既知の問題

  • 自動アップデート中、使用する API の切り替えがうまくいかず、一時的に不安定になることがあります。再起動しても問題が解決しない場合は、一度 Google 日本語入力をアンインストールし、OS を再起動してからもう一度インストールしてみてください。それでも問題が解決しない場合は、 ヘルプフォーラム までお知らせいただけると助かります。
  • 主にエディタアプリケーションで、入力中の文字列が表示されないという問題が発生しています。この問題は次回更新で修正予定です。
  • Microsoft Office 2003 SP3 環境 (Word, Excel, Outlook 等) で、入力中の文字が見えなかったり、変換中の文字列が黒く塗りつぶされて表示されることがあります。KB 945329 に書かれた方法で問題を修正することができます。
  • 言語バーに“(旧) Google 日本語入力” または “(無効) Google 日本語入力” が現れることがありますが、選択しても問題ありません。
  • 英語キーボードが日本語キーボードと認識されるときの解決方法については、ヘルプフォーラムの「英語配列のキーボードなのに、強制的に日本語配列になってしまいます」というスレッドを御覧ください。
  • OSの仕様により、言語バーで以下のような現象が発生します。
    • 変換モードアイコンとツールアイコンが、IME のアイコンの左側に表示されます。
    • Google 日本語入力以外のキーボードレイアウトや IME を全て削除していると、言語バーが表示されなくなります。「Microsoft IME」や「日本語」など、他のキーボードレイアウトをひとつでも追加すると、言語バーが表示されるようになります。
    • Windows XP で「詳細なテキストサービス (TSF)」を無効にすると、言語バーが表示されなくなります。


Mac 版の変更点

  • 日本語キーボードでの円記号キーをバックスラッシュとして扱うことができるようになりました。設定ダイアログから変更することができます。
  • 設定ダイアログ、辞書ツールを別アプリケーション化しました。「アプリケーション>Google 日本語入力」から起動できます。


Mac 版の既知の問題

  • 今回のアップグレード中に、Microsoft Excel、Word、PowerPoint などのアプリケーションで不具合が発生するという問題が報告されています。問題を解決するには、 0.13.537.1 というバージョンになっていることを確認した上でコンピュータを再起動してください。

すでにベータ版をお使いの場合は自動的に更新されますので、そのままお待ちください。バージョン番号は次のように更新されます。

Windows 版: 0.12.434.0 → 0.13.521.0
Mac 版: 0.12.421.1 → 0.13.537.1

今回、開発版に変更はなく、以下のままになります。

Windows 版: 0.13.523.100
Mac 版: 0.13.523.101
オープンソース版: 0.13.523.102

Windows 版に限り、TSF から IMM32 への移行完了のため、今後数週間のうちに次のような自動更新を予定しています。この更新による機能変更はありません。

Windows 版ベータ版: 0.13.521.0 → 0.13.525.0
Windows 版開発版: 0.13.523.100 → 0.13.527.100

変更点がいっぱいの大型リリースとなりましたが、今回もヘルプフォーラムを通じてユーザーの皆さまにたくさん助けていただきました。いつも本当にありがとうございます。チーム一同、心より感謝しております。今後も皆さまからのフィードバックをお待ちしておりますので、お気軽に ヘルプフォーラム をご活用ください。