メインページに戻る
Japan Blog

Chrome の最新安定版で、ウェブの最先端に触れてみよう



本日、Chrome の最新安定版をリリースしました。新しいバージョンでは、ウェブアプリがプラグインなしで端末のカメラやマイクにアクセスできる、getUserMedia API(英語)に対応しています。

getUserMedia API は、ウェブにおける高品質なリアルタイムコミュニケーションの新標準、WebRTC の第一段階です。Webcam ToyMagic Xylophone といった、これまでなかったような体験をウェブアプリで実現することができます。

また、先日発表した Chrome Web LabSketchbots という実験も getUserMedia を活用しています。まず、利用者の顔の写真を撮り、線画に変換しロンドンのサイエンスミュージアムのロボットに送信します。すると、そのロボットは実際の砂の上に顔のデータを描きます。利用者の方は、遠く離れた場所で自分の顔が描かれる様子を、YouTube のライブ配信を通じて見守ることができる、というすてきなウェブ体験です。日本語に対応していますので、ぜひ試してみてください。

Chrome Web Lab の Sketchbotsでできた男性の絵。
実際の砂の上に顔のデータを描くロボットを示す画像。

また、今回のアップデートでは Google クラウドプリントとの連携強化、ゲームパッドへの対応、そして Mac の Retina ディスプレイへの対応を実施しました。

すでに Chrome をお使いの方であれば、アップデートは自動的に行われます。まだお使いでない方は、この機会にダウンロードして、最先端のウェブ技術に触れてみてください。