Gboard チームからの新しい日本語入力方法のご提案 2023
そして今年もこれまでのキーボードと同様に、実際にみなさまに作っていただける DIY キーボードをご紹介します。
手に馴染んだキーボードを持ち歩きたいのに手が塞がってしまっていて持ち歩けない。そのような問題を解決しようと、今回は肌身離さずに持ち運びやすいキーボードのために頭を使いました。持ち運びやすさだけではなく、機能性や造形も頭に入れて開発しました。
Gboard 帽バージョンは、頭に乗せて運べるキーボードです。
デバイスを頭に装着して左右に回します。回した角度によって入力する文字を調整したら、デバイスを押して確定です。使えば使うほどに頭がよく鳴ります。
頭を覆う形状は、日差しの強い場所や、寝起きの自由な髪型との組み合わせにも最適なウェアラブルデバイスです。
拡張モジュールとして、形崩れ防止のメッシュモジュールや、落下防止機能の便利なあご紐の Caps Lock モジュールなど、これまでにない画期的な機能も取り揃えています。
今後は、リバーシブルの紅白バージョン、ディスプレイ内蔵バージョン、スマホケース付きバージョン、太陽光発電バージョンなど、シーンに合わせたさまざまなデザインを検討しています。
これまでの私たちは「キーボード」の「キー」の部分に焦点をあてた開発を続けてきましたが、今回は「キーボード」の「ボー」推しでデバイスを開発いたしました。
くわしくは、特設ウェブサイト g.co/CAPS にてご確認ください。カメラ画像から帽バージョンをお試しいただける AR 機能も用意しています。
これからもより快適な入力方法の実現に向けて、頭を使った研究開発を続けていきたいと考えています。今年もよろしくお願いいたします。
<よくありそうな質問>
Q. 今日は 10 月 1 日ですよね?
A. はい、今日は 10 月 1 日です!
Q. 今日はなんの日なんですか?
A. キーボードの発表にふさわしい日を検討していた際、101 キーボードと呼ばれる101 個のキーがあるタイプがよく使われていることに気が付きました。そこで、101 キーボードにちなんで 10 月 1 日に公開しました。
Q. どこで購入できますか?
A. 発売予定はありません。同様のデバイスを自作していただける設計図をオープンソースとして公開しています。また、キーキャップを試着したい方へは、ダンボールとハサミでつくる製作ガイドもご用意しました。
Q. 前回も「 ぼうバージョン 」ではありませんでした?
A. 帽子なだけに被ってしまいましたね!
Q. はっとするようなデバイスですね。
A. きぼうした通りの設計になりました。