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Japan Blog

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World IPv6 Launch: インターネットの持続的な成長のために



1983 年にインターネットの運用が始まった当初、何十億以上ものユーザー、そしてデバイスがオンラインに接続するなど、開発者にとっては夢のまた夢であったでしょう。約 30 年後の今日、インターネットは世界中の 25 億人の人々と 110 億のデバイスをつなぐ規模になりました。そして、今、アドレススペースが枯渇しかけています。

インターネットプロトコルv6を紹介する動画。
10:25

(動画は日本語字幕に対応しています。表示されない場合は、CCボタンをクリックしてください)

インターネットに接続するためには、個々のデバイスにも IP アドレスが必要です。これは、コンピューター、電話、タブレット、e-book リーダーといったデバイスを認識する数値ラベルです。IP アドレスは、オンライン上で機器が互いに通信するために利用されており、この IP アドレスがなければ、メールをチェックすることも、ウェブサイトを訪問することも、オンラインビデオを観ることもできません。しかし、今、電話通信網で電話番号が足りなくなるように、インターネットは、この IP アドレスの不足に直面しています。

今まで私たちが使ってきたインターネットは、2^32 個のアドレスを使用してきました。これは約 43 億個に相当します。 新しく大きい規模の IPv6 では、この数字は 2^128 まで拡大します。これは約340潤個に相当します! 今後インターネットが拡大し続けたとしても、当分の間は十分に足りる量でしょう。本日から参加するウェブサイト、およびその他のウェブ関連組織によって本格的に導入されるこのインターネットプロトコルv6 (IPv6) の導入がなければ、私たちが将来的に向けて成長するために必要なスペースは存在しなくなってしまいます。

2011 年 2 月、Internet Assigned Numbers Authority (IANA) では、地域インターネットレジストリが枯渇しました。たとえばスイッチボードの役目を果たす自宅のルーターを介して、あなたのデバイスのいくつかがすでに一つのアドレスを共有しているとしても、IPv6 が導入されなければ、近いうちに数人のみならず近所全体で 1 つの IP アドレスを共有するような状況に陥るでしょう。そして、そうしたもつれた、制約的なインターネットは、すぐに安全性および継続性の問題に直面するでしょう。

インターネット協会(ISOC)によって取りまとめられている本日の World IPv6 Launch から、参加ウェブサイト、インターネットサービスプロバイダー (ISP)、およびメーカーは、現行の IPv4 に並行して IPv6 の利用を永続的に開始します。私たち Google は、創立参加者であることを嬉しく思っており、すでにすべての Google サービスが IPv6 でも提供されてきました。ただしこれまでの IPv6 アクセスは、Google over IPv6 プログラムの参加ネットワークに限られていましたが、本日からはインターネットのすべての IPv6 ネットワークによってご利用いただくことが可能です。(ほぼすべてと言えます。)

なお、完全移行には時間がかかります。ユーザーによっては、自宅のルーターのアップグレードや、IPv4 を IPv6 と並行して利用するための OS アップデートのダウンロードが必要な場合もあります。まだ IPv6 接続が提供されておらず(こちらで確認できます)、いつから利用可能になるかの確認を希望される場合、現在ご利用の ISP へのご連絡をお勧めします。

21 世紀のインターネットは今日から始まります。すべてはこれからです。