東日本大震災の学びを未来へ
Google では、本日、復興支援の新しい取組み「未来への学び」を公開します。「 未来への学び 」は、東日本大震災の復旧・復興支援に携わった様々な企業から提供された、これまでの活動で得た経験や知見を「ナレッジ」として記録し、公開、共有することを目的としています。
Google では、東日本大震災の発生直後からこれまで災害対応や、震災の被害と復興過程の記録、さらにビジネス支援等を展開しています。これらのプロジェクトを始めるまでには、本当に東北に住む皆さんにとって意味のあることができるのか、Google だからこそできるお手伝いは何かを巡り、喧々諤々の議論を交わした末に、今の一連の活動があります。そして、東日本大震災の復旧・復興支援に携わった様々な企業の皆さんと話してみると、それぞれが試行錯誤し、同じような問いに一つ一つ答えを出しながら支援活動を展開し、その活動を通じて、多くの新たな学びを得ていました。
「未来への学び」では、復旧・復興支援に携わった企業が、プロジェクト開始の経緯や予算、人員配置、評価、現地とのネットワーク構築法など、プロジェクトを実現させるための様々な知恵やアイディアを Q&A 方式に沿って整理し、活動を通して得られた各社の「ナレッジ」を公開しています。「ナレッジ」をオープンにすることが、将来、発生するかもしれない災害やその復興支援において、より迅速で、効果的な施策に繋がることを期待しています。
本プロジェクトは、三菱商事株式会社をアドバイザーに迎え、主旨にご賛同くださった下記 8 社の「ナレッジ」からスタートします。ただ、本日の公開は「未来への学び」の第一歩で、今後、企業や団体等、様々に復旧・復興支援に携わった皆さんのナレッジをより広く集め、アクセスできるようにしていきたいと考えています。本プロジェクトへの参加をご希望される企業、組織、団体は フォーム よりお申込みください。多くの皆さんの参加をお待ちしています。
後援:復興庁
アドバイザー:三菱商事株式会社
参加企業(五十音順):株式会社資生堂、ジョンソン・エンド・ジョンソン 日本法人グループ、ソフトバンクグループ株式会社、PwCコンサルティング合同会社、ヤマトホールディングス株式会社、UBSグループ、ロート製薬株式会社