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Japan Blog

スタートアップ

Google for Startups Campus を東京に開設しました



古くは新幹線やウォークマン、最近ではノーベル化学賞を受賞したリチウムイオン電池など、日本から生まれたアイディアは、現代の世界を形作ってきました。先進的で技術を愛する日本において、新しい世代の起業家たちはレガシーを受け継ぎ、AI や機械学習といった先端技術を活用して、新たなイノベーションを起こしています。

Google は、そうした才能溢れる創業者の成長と、世界を見据えた事業拡大を支援すべく、本日、東京に開設した Google for Startups Campus のオープンをお知らせします。本施設は、ロンドン、サンパウロ、ソウルなど、世界各地に拠点を持つ Google for Startups Campus ネットワークに新たに加わる新拠点で、Google の支援を得られるだけでなく、日本のスタートアップがアイデアを生み出し、世界中の起業家とつながるためのプラットフォームとして機能します。

東京の Google for Startups Campus 内を示す画像。

これまでにも、AI を活用したビジネスの効率化を支援する Cinnamon や、乳がんの早期発見を目指し乳房用超音波画像診断装置を開発する Lily MedTech といった様々なスタートアップを Google は支援してきました。これらの創業者に共通するのは、世界に対する視点が違う、つまり、解決すべき問題としてよりも、よりよい方向へ導くことを目指している点にあると私たちは考えています。新しい Campus は Google の新しい渋谷オフィスと同じビル内に位置し、各種トレーニングやメンタープログラム、ツールやサービスへの柔軟なアクセスを可能にします。様々なバックグラウンドを持つ人が過ごしやすく、参加しやすい環境を整えており、たとえば、全世界での女性起業家の割合が 17.2% にも関わらず、 Campus を利用する女性起業家参加率は 37% と、女性にとって活用しやすい場として好評を頂いていることがわかります。この Campus が熱い志を持つ様々な起業家の事業発展に大きく寄与することを願っています。

Google for Startups と書いてあるスクリーンがあり、その前に Googler と Google CEO スンダー ピチャイがいる画像。

2020 年 2 月より、本 Campus ではリニューアルした Google for Startups Accelerator を開催します。このプログラムは、AI を活用したスタートアップ向けに実施する 3 か月集中型のプログラムで、確固とした製品・サービスを擁する起業家を対象に、次の成長フェーズに備えるためのツールを提供します。AI や機械学習の活用を主な要素とすることで、テクノロジーを活用した社会、経済、環境への取り組みに対する支援を加速し、ひいては、スタートアップの成長が日本経済のさらなる活性化につながることを期待しています。これらは、日本が世界のリーダーとして活躍できる領域として、私たちは大きな期待を寄せています。本日より、同プログラムへの応募を受け付けます。

18 年前、私たちは米国外で初となるオフィスを日本に構えました。様々な変化がありましたが、日本の皆さんにとって便利で、役に立つ技術やサービスを提供したいという熱意は変わりません。私たちは、日本企業におけるクラウド技術の採用や、国内の大学や研究機関における AI 研究を支援しており、さらに今年 4 月に開始した Grow with Google プログラムを通じ、2022 年までに国内で 1,000 万人にデジタル スキルのトレーニングを提供することをお約束しています。

Campus の始動が、既存の取り組みの強化につながるだけでなく、日本のスタートアップが持つ斬新なアイディアの実現をサポートし、そのための場を用意する役割を果たせることを誇りに思います。偉大なる先人たちに続き、今後も数々の世界を変える発明やビジネスが日本から生まれてくることを確信しています。