新型コロナウイルスの影響を受けている報道機関を支援します
新型コロナウイルス感染症は報道業界にも大きな影響を与えており、地域社会のために活動する報道機関においても休業や一時帰休などの打撃を受けています。そうした状況に直面する報道機関を支援するため、Google は「ジャーナリズム緊急救援基金」を立ち上げました。世界 5,300 以上の中小規模のニュースルームや編集部に向け、各 5,000 ドルから 3 万ドルの資金を提供します。
今回の取り組みは、デジタル時代のジャーナリズムを切り拓くことを目指す Google
ニュースイニシアティブという活動の一環です。
今回の支援は、地域社会のために独自のニュースを制作し、資金を報道継続のために活用する中小規模の報道機関を対象としています。
140 か国から 1 万 2,000 件を超える応募があり、うち 90% はジャーナリストが 26 人未満の報道機関や出版社によるものでした。アジア太平洋地域では 30 の国と地域から応募が寄せられ、800 社以上が選出されました。
日本においては、宮崎日日新聞、山形新聞、広島 FM などの地方で活動される報道機関の他、地域の情報を配信しているウェブメディアなど計 28 社・団体への支援を決定しました。
なお、Google では今回の基金の他、報道業界へ向けた支援策として、ジャーナリスト向けトレーニング、ファクト チェックのサポート、報道機関向け各種ツールの提供などにも取り組んでおります。
世界の報道業界が新型コロナウイルス感染症の影響に直面するなか、今後も報道機関が地域に向けて高品質のニュースを届けることができるよう、Google は引き続きさまざまな支援を提供していきます。