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Japan Blog

Google キッズ AI プログラミングコンテスト 2021、グランプリ発表!



Google は、本日、子どもたちがプログラミングで身近な問題の解決に挑戦する「キッズ AI プログラミングコンテスト 2021」のファイナルイベントを開催し、プレゼンテーション審査および表彰式を実施いたしました。最終審査の結果、LEGO 太郎 さん(名古屋市立植田小学校、12 歳)の作品『ポカンはあかん!』がグランプリに選出されました。

昨年より実施している「キッズ AI プログラミングコンテスト」では、全国の小学生から中学生を対象に、プログラミングや AI を活用し身近な問題解決に挑戦してもらいました。全国から寄せられた多数の応募作品の中から、「イノベーション」「チャレンジ」「完成度」の 3 つの要素を総合的かつ厳正に審査した結果、先月 5 名のファイナリストを選出、本日、プレゼンテーション審査後、グランプリ作品を 1 点選出いたしました。

【 グランプリ受賞作品 】

作品名:『ポカンはあかん!』

お名前:LEGO 太郎 さん(12 歳、愛知県名古屋市、名古屋市立植田小学校)

応募作品についてのコメント:「AI による画像認識を利用して、口呼吸対策をする装置を作りました。 口が開いたままの状態を検知すると、ベルやブザーで教えてくれます。口の周りの筋肉をきたえる効果のあるあいうべ体操のリズムを流して、口呼吸の予防につなげることもできるようにしました。ぬいぐるみを使ったので、どこに置いても使えるデザインです。」

グランプリ受賞のLEGO太郎さんの画像。
受賞作品『ポカンはあかん!』の画像。

『ポカンはあかん!』

<受賞者コメント>

「このようなコンテストを開いていただき、ありがとうございました。自分が作った作品を認めてくださって、グランプリを受賞することができ、嬉しく思っています。複雑なプログラムを作るところがわかっていなかったので、お姉ちゃんに相談して、試行錯誤して最終的にリストを使って工夫したプログラムを作りました。口が開いている時と閉じているときの、AI 認識用の画像は 100 枚ほど撮影して学習させました。裁縫はあまり上手ではないのですが、緑の洋服を手縫いしたり、購入したぬいぐるみを解体をして、中身を詰め直し、今回の作品に使用しました。CoderDojo で、これまで micro:bit などのハードウェアを使ってきた経験も、活かすことができました。特に工夫したところは、誰でも親しみがある動物やぬいぐるみを使って、持ち運びしやすくした点です。今後も面白いものを作っていきたいと思います。」


<審査員コメント>

Google キッズ AI プログラミングコンテスト審査チーム代表 今泉 竜一

「LEGO 太郎さんの『​​ポカンはあかん!』は、よく定義された問題、高い技術力、最終的な完成度の高さの 3 つが揃った作品で最優秀作品に選ばれました。画像系列からの動作の認識という難しい問題を、TM2Scratch を使って画像を認識した上で、スクラッチを使ったプログラミングにより見事に解決していました。ソフトウェアの完成度の高さが光った作品だったと思います。また、判定結果をぬいぐるみの動作を使ってユーザーに教えるというのはユニークなアイディアで、それを実現するハードウェアの技術力も素晴らしかったです。さらに、ぬいぐるみのメンテナンスのしやすさまで考えられている点も評価が高かった理由のひとつです。」


その他のファイナリスト 4 名には優秀賞が送られました。


【優秀作品と審査員コメント】

mebumebu さん(12 歳、岐阜県不破郡、関ケ原町立関ケ原中学校)

作品名:『たっちゃんひとりでできるもん』

「パソコンの中にとどまらず、家の中のスマートスピーカーや自作のロボットなども含めて連携した大きなシステムを構築している点が野心的な取り組みで素晴らしいと思いました。プロダクトが生活の中に組み込まれていく様子が大変良く想像できました。」


ちひろ さん(10 歳、東京都目黒区)

作品名:『1 日を楽しく過ごすための忘れ物チェックプログラム』

「画像で忘れ物をチェックする部分、妹さんご本人がマルバツ判定をする部分の両方を組み合わせていて、ユーザー目線に立った設計になっているのが素晴らしいと思いました。今後、妹さんだけでなくみんなが使えるシステムになるとより面白いのではないでしょうか。」


田上 雄喜 さん(8 歳、東京都品川区、品川区立芳水小学校)

作品名:『姿勢直しシステム』

「姿勢の悪さという多くの人が気になっている問題に対して、実際に使える高いクオリティの作品を完成させていました。音声を出力に使うことで食事の邪魔をしない点や、ゲームの要素を取り入れて楽しく使い続けられるようにしている点など、実際の商品になるようなプロダクトデザインだったと思います。」


宇枝 梨良 さん(9 歳、東京都杉並区、杉並区立桃井第五小学校)l

作品名:『Dish!〜これでまんてんパパ〜』

「既存のお皿だけでなく新しいお皿も正しく判定できるようにしていた点が、技術的に面白かったです。家族の課題を解決するために作ったとのことでしたが、多くの人の役に立つプロダクトだと思います。キッチンの天井にカメラを設置してみたら、出来ることがさらに増えそうです。」


グランプリ賞そして優秀賞を受賞したファイナリストの皆さん、おめでとうございます! そして参加してくださった全国の小中学生の皆さん、ありがとうございました。

ファイナリストの皆さんとのテレビ電話の画像。

Google では、Grow with Google のウェブサイトにおいて、Scratch と Teachable Machine を活用した AI プログラミングに挑戦したい子どもたちを対象とした「はじめよう AI プログラミング」小冊子や、小中学校での総合的な学習の時間などで AI とプログラミングを使った探究的な学びを実践されたい先生方を対象とした「授業で教える AI プログラミング体験」オンラインコースなどを公開しています。ぜひ、ご活用ください。