日本リスキリングコンソーシアム、女性のリスキリング推進を支援する「ウーマンリスキリングウィーク」を国際女性デーに合わせ開催
Google が主幹事を務める、あらゆる人のリスキリング※を支援する「日本リスキリングコンソーシアム」(以下、 JRC)は、女性のリスキリング推進を後押しすべく、3 月 8 日の国際女性デーに合わせ、「ウーマンリスキリングウィーク」を開催します。このプログラムでは、Google など JRC の 15 団体が賛同し、総額約 3 億円分の講座や就業支援を無料または一部割引で提供します。
「ウーマンリスキリングウィーク」とは
3 月 8 日の国際女性デーに合わせ、女性のデジタルリスキリングを推進する取り組みです。
女性のリスキリングに役立つトレーニングプログラムや就業支援など、JRC に新規でご登録いただいた女性を対象に、総額約 3 億円分のサポートを無料または一部割引で提供します。今回、この取り組みに賛同した Google を含む 15 団体より、10 のトレーニングプログラム、4 つの就業支援、3つのトレーニング・就業横断支援が提供されます。
Google は、キャリアアップにつながる Google の認定資格プログラムから、データアナリティクスとサイバーセキュリティの 2 プログラムを先着 5,000 名に無料で提供します。これらのプログラムは、実践的な知識と問題解決能力を身につけ、組織における即戦力となる人材を育成することを目的としており、これまでの経歴や学歴を問わずどなたでも受講可能です。
データアナリティクスプログラムでは、データに基づいてビジネス上の意思決定を行うためのデータ収集、変換、整理スキルを学び、データアナリストとして即戦力となるためのスキルを学べます。また、サイバーセキュリティのプログラムでは、一般的なリスク、脅威、脆弱性を特定する方法やそれらを軽減するテクニックなど、サイバーセキュリティ分野で必要となる知識を横断的に学ぶことができます。
そのほかの提供プログラムについては、こちらをご確認ください。
実施背景
日本のリスキリングは、地方と都市部、そしてジェンダー面でのギャップが課題となっています。これまで JRC においても「女性のデジタルリスキリング支援」を重点テーマの一つとして注力し、協力団体と共に「女性支援プログラム」に取り組んできました。一方、JRC の登録者で見ると女性が 3 割台にとどまっています。また、ユーザー調査※においても、トレーニング受講後に「業務に必要な知識やスキルが身についた」、「担当できる業務領域が広がった」などの成果を得たと回答している割合を男女別に見ると、男性の約7割が、成果を得られていると回答しているのに対し、女性は約5割にとどまっています。
このようなギャップを是正するため、女性のリスキリング支援をさらに強化することが急務です。そこで JRC では、国際女性デーに合わせて、女性がリスキリングの機会を最大限に活用し、キャリアアップを図ることができるよう、賛同団体と共に「ウーマンリスキリングウィーク」を開催します。
※日本リスキリングコンソーシアム「リスキリングの成果に関する調査」(2023年11月30日)
■お申し込み対象者
当コンソーシアムに新規でご登録いただいた女性
②ログインした状態で下記のニュース&トピックスのリンクにアクセス
*ウーマンリスキリングウィーク ニュース&トピックス
③各種提供プログラムの表にある「申し込み方法とリンク」より受講の申し込み
※各種特典は、JRC に新規でご登録いただいた女性のみが対象となります。
対象ではない方には「申し込み方法とリンク」が表示されません。
※各種特典の詳細や、プログラムに関するご質問は、各提供団体様にお問い合わせください。
※上記 URL 以外からお申し込みいただいた場合、特典が反映されませんのでご注意ください。
■日本リスキリングコンソーシアムについて
「日本リスキリングコンソーシアム」は、国や地方自治体、民間企業などが一体となって、地域や性別、年齢を問わず日本全国のあらゆる人のスキルをアップデートする「リスキリング」に取り組む新たな試みです。様々な企業によるトレーニングプログラムの提供や、就職支援、副業・フリーランス・アルバイトなどの幅広い就業機会の提供、スタートアップ企業による就職希望者への採用機会の提供など、パートナーシップの輪を広げることで、全国の人々が学び続ける機会を創り出しています。
2024 年 3 月時点で、参画団体数は 230 以上、参画団体による提供プログラム数 1,400 以上、会員数は 12 万人以上にのぼり、個人会員への支援のみならず、企業や自治体などの団体代表者が、対象の社員・職員を「団体会員」として登録し、指定プログラムの受講状況を一括管理できる「団体会員・団体受講機能」※も提供しています。
経済同友会との戦略的パートナーシップも締結しており、日本を代表する企業・団体が社内向けに活用している実践的トレーニングの一般公開や、政府の動きと連動した女性・地方のデジタルリスキリング支援を推進しています。
※「団体会員・団体受講機能」の詳細:https://japan-reskilling-consortium.jp/group
※ リスキリング:新しい職業に就くために、あるいは、今の職業で必要とされるスキルの大幅な変化に適応するために、必要なスキルを獲得する / させること。(出典: 経済産業省/リクルートワークス研究所)]