Google マップのシークレットモードとタイムラインをアップデートしました
Google は、2019 年を通して、ロケーション履歴の設定、管理、削除をより簡単にするために機能の開発に注力してきました。ロケーション履歴は、初期設定ではオフになっており、オンにした後にも、履歴のすべてまたは一部を自動的に削除できるオプションをご用意しています。また、Google マップの自動削除の機能を活用すれば、3 か月または 18 か月分のデータのみを保持するよう選択することができ、設定した期間よりも古いデータは自動的に削除されます。メニューから「マップ内のデータ」を選ぶと、数回のタップでロケーション履歴やその他のプライバシー管理にすばやくアクセスできます。また、Android 版のマップ アプリでは、Google マップのシークレットモードを使うことで、Google マップ上での検索や訪れた場所を Google アカウントに保存しないようにすることもできます。
本日は、2 つの新しいアップデートについてお知らせします。まず、 12 月 9 日から、 iOS 版 Google マップでもシークレットモードが利用可能になりました。そして、来月には、Android 向けのマップアプリで タイムラインにも一括削除機能を追加します。
シークレットモード
iOS 版のシークレットモードは、Android 版と同じように機能します。シークレットモードをオンにして行った検索や訪れた場所は Google アカウントに保存されず、そのため、ロケーション履歴も更新されないため、訪れた場所はタイムラインに保存されません。スターをつけた場所や以前行った場所に基づいたレストランのおすすめ等、あなた向けにカスタマイズされた情報も表示されませんので、予めご注意ください。
Google マップの機能向上とロケーション履歴
Google は、ロケーション履歴を管理するためのシンプルで使いやすいツールを提供すると同時に、そうした情報をどのように製品の機能改善に活用しているかをわかりやすく説明することにも注力しています。ロケーション履歴を活用することで可能となる便利な Google マップの機能について、以下をご覧ください。
Google マップは、匿名化され、統計的に処理されたロケーション履歴情報を元に、レストランやお店の待ち時間や、最も混雑しやすい時間帯を表示しています。混雑を避けたり、予め待ち時間を想定して予定を立てるといったことに役立つ機能の一つです。
出発時間の通知は、頻繁に訪れる場所に時間通りに到着するお手伝いをします。通勤経路上の交通情報を含む通知が届きます。公共交通機関の遅延や道路の混雑状況を把握することができます。
どのレストランに行くか迷ったら、保存または評価した場所、訪れた場所などに基づく「おすすめ」タブを試してみてください。
「スポット」タブは、行ってみたい場所として保存した場所や、過去に訪れた場所等に基づいて、現在地周辺のレストラン、カフェ、公園などのおすすめを表示します。
ロケーション履歴の設定を最新の状態に保つ
Google は、ユーザーがロケーション履歴を常に把握できるようにすることを目指しています。ロケーション履歴の設定を有効にした場合、保存しているデータとその管理方法をお知らせするメールを定期的にお送りします。ロケーション履歴の詳細については、ポリシーと規約ページをご覧ください。