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Japan Blog

AI・機械学習教育を支援するアワードプログラム



オープンソースの機械学習プラットフォーム TensorFlow は、世界中の多くの人々にリアルな社会的課題を解くための道具として広く活用されています。私たちは、このような取り組みを歓迎するだけでなく、様々な課題にチャレンジする次世代の人材を育成することも重要だと考えています。この度、Google では多様性を尊重した機械学習教育を支援するアワードプログラムを提供します。

TensorFlow のロゴの画像。

このアワードプログラムは、大学等の教育機関に所属する教員の方が対象で、大学生・大学院生向けの機械学習の教育コンテンツ開発、もしくはコンピューターサイエンスの領域において少数派にあたる人々の参加を促すダイバーシティへの取り組みを募集します。上記の両方を含む取り組みを推奨しますが、どちらか一方に関する内容でも応募可能です。本アワードの概要、助成金、サポート内容、審査項目及び応募方法の詳細は応募要項をご確認ください。応募締切は 2020 年 7 月 30 日です。本プログラムついての質問は、 tensorflow-rfp-jp@google.com までお問い合わせください。

Google は、本アワードプログラムを通じ、世界各地の教育機関と協力しながら、AI/機械学習教育の支援を拡大することを目指しています。日本においても教員や学生の皆さんとの交流を通じ、研究・教育支援を提供しており、日本全国からのご応募をお待ちしています。

アワードプログラムとサポート内容について

受賞者の皆さまには、賞金の他に応募した教育プログラムを実施するまでの期間、TensorFlow チームからのメンタリング、さらに TPU を利用するための Google Cloud のクレジットを提供します。

助成金
5,000 〜 20,000 USドルまでの助成金を提供します。また、大規模な講義、組織横断的なパートナーシップについては増額も検討します。詳細は応募要項をご確認ください。

技術面でのサポート
必要に応じて、TensorFlow チームのメンバーがご質問にお答えします。機械学習の研究に取り組まれている方は、TensorFlow Research Cloud へのアクセスを申請でき、提供可能な範囲内で最大 5 つの Cloud TPU v3 (420 TFLOPS, 128 GB HBM)と 20 のプリエンプティブブル Cloud TPU v2 が最大 90 日間利用可能です。教員や学生の皆様は、このリソースを大規模なモデルの学習に使用でき、必要であれば利用範囲の拡張も検討します。

審査項目
審査は応募された取り組みの詳細を元に行います。新規・既存に関係なく応募可能で、内容が本企画の趣旨に沿っているか否かも含めて審査します。

応募方法
こちらのフォームに内容を記入してください。審査は随時行いますので、審査結果は応募後、4 週間以内にお知らせします。最終応募締め切りは 2020 年 7 月 30 日です。たくさんのご応募をお待ちしております。