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Japan Blog

Google Chrome Dev リリース 0.4.154.18



Google Chrome バージョン 0.4.154.18 を Dev チャンネル登録者に向けてのみリリースいたしました。今回のリリースではいくつかの新しい機能を搭載しています(いつものように、不具合の修正も行っています)。

Dev チャンネルについて

Dev チャンネルでは最新の修正を確認し、開発中の新機能にアクセスすることが可能となります。Dev チャンネルおよび登録方法については http://dev.chromium.org/getting-involved/dev-channel/ (英語) をご覧ください。

お願い: 不具合は http://code.google.com/p/chromium/issues ( 英語 ) に登録していただき、また、登録したものに追加や変更があった場合には更新するようにお願いいたします。

新機能

  • ブックマークマネージャ(インポート/エクスポート機能付)
    「Google Chrome の設定」メニュー(レンチ型のアイコンのメニュー)を使うことでブックマークマネージャを起動することができます。ブックマークの検索、フォル ダの作成、そしてブックマークをドラッグ&ドロップすることで新しい場所に移動することが可能となります。ブックマークマネージャの "Tools" メニュー(0.4.154.18 ではブックマークマネージャはまだ完全に日本語化されていませんので、メニュー名は英語です)からブックマークのインポートとエクスポートができます。
  • オプションの中のプライバシーセクションの設置
    データをほかのサービスに送信する機能についての設定オプションをグループ化しました。レンチ型アイコンのメニューを開き、オプションをクリックし、「高度な設定」タブを開くことで使うことができます。
  • ブロックされたポップアップの新しい通知
    ポップアップブロッカーは以前はポップアップウィンドウをブラウザウィンドウの右下に最小化し、ひとつの小さいウィンドウをそれぞれのポップアップごとに 作成するだけでした。今は、Google Chrome は隅に1つの小さな通知を表示し、そこにブロックされたポップアップの数を示します。その通知のメニューで必要ならば、特定のポップアップを開くことができるようになりました。

既知の問題

  • Gears を使ってオフラインデータを同期するサイトが時々ハングすることがあります。この不具合が修正されるまでは、そのサイトでのオフラインアクセスを無効にする必要があります。(現在、この問題の修正にあたっており、今週後半には修正を用意できないか考えております)

セキュリティ問題

  • このリリースでは、ダウンロードした HTML ファイルがローカルのコンピュータのほかのファイルを読み込みインターネット上のサイトに送ってしまう不具合を修正しています。XMLHttpRequest() を使ってローカルのファイルがネットワークコネクションを張ることを回避することができます。また、HTML ファイルのダウンロードでは、プロンプトを表示し、確認をするようになります。
    深刻度: 中間 もしユーザーがダウンロードした HTML ファイルを開くように誘導されてしまった場合、この不具合は任意のファイルを攻撃者に送ることを可能とします。

変更点や修正点の詳細については、リリースノートをご覧ください。
http://dev.chromium.org/getting-involved/dev-channel/release-notes(英語)

Google Chrome ヘルプグループの紹介

Google では Google Chrome をご利用の方々の情報交換の場として、Google Chrome ヘルプグループをご用意しています。このグループは、Google Chrome ご利用の皆様の情報交換の場です。Google Chrome に関するご意見やご質問がある方は、どなたでも参加することができます。皆様の積極的なご参加をお待ちしております。