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Japan Blog

IPv6 に向かって



IPv6 での Google 検索はすでに英語では ipv6.google.com で提供を開始しておりましたが、今日から日本語でもご利用いただけるようになりました ( ご利用いただくためには、IPv6 での接続が必要です )。私たち Google では多くの日本の先進的な IPv6 ネットワークと接続し、Google の検索サービスを日本のユーザーの皆さんおよび全世界で日本語を利用される方々に向けて提供します。このような活動を通じて、すべてのコンピュータやモバイルデバイスがネットワークを通じてお互いに接続し、インターネットが継続的に発展し、今まで想像もしなかったようなアプリケーションが新たに開発される ことを希望します。

今年発行された「インターネットの円滑な IPv6 移行に関する調査研究会 報告書」(総務省) においても、IPv4 のアドレス枯渇時期を 2011 年ごろと予想しています。私たち Google は健全なインターネットの発展を常に考えており、そのためには、同じく IPv6 の普及が必要と考えます。この IPv6 への円滑な移行を成功させるための重要な要素の1つが検索エンジンでしょう。本日、そのための第一歩として、IPv6 による検索を JP ドメインで、ipv6.google.co.jp として提供を開始しました。

インターネットが世界中に住む人々を互いに繋ぐための重要な技術の1つになりつつある今、PC はもちろんのこと、携帯電話や家電、さらには自動車に至るまで、多くのデバイスがユビキタスなインターネットを通じて IP という共通の言葉を話し始めています。しかし、このようなユビキタスなインターネットを実現するための最大の課題が IPv4 のアドレス枯渇問題です。IPv4 アドレスは 32 ビットアドレスですが、この 2 の 32 乗=約 42 億アドレスは世界人口さえカバーできません。ネットワークアドレス変換 (NAT) やネットワークアドレスポート変換 (NAPT) と呼ばれる技術がこの課題の1つの解決策だと考えられていたこともあります。しかし、この技術はエンドトゥエンドの接続を阻害しますし、アプリケーション開発者の柔軟性や生産性にも悪影響を与えます。

今日のオペレーティングシステム、たとえば Windows Vista や Mac OS X、そして Linux などは高い品質の IPv6 をサポートしていますので、日本においても、IPv6 が広く使われるようになるのは、もはや時間の問題だと考えています。私たち Google も IPv6 の普及のための対応を進めさせていただきます。