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Japan Blog

PageRank の計算に使われるリンクを売り買いすることについて [前段]



※ 2007 年 12 月に、英語版 Google Webmaster Central Blog に掲載された 投稿 の抄訳です。PageRank(TM) の詳細は こちら をご覧下さい。

私たちは、公平かつ的確な検索結果を示すことで、ユーザーの皆さんに最良の検索エクスペリエンスを提供したいと思っています。また、ウェブマスターの皆さんとのコミュニケーションが不可欠だと思っています。ウェブマスターの皆さんが優れた、アクセシビリティの高いコンテンツを提供することで、インターネット全体の質が高まり、しいては Google のインデックスの質も向上します。つまり、ウェブマスターの皆さんの協力があるからこそ、Google はより的確な検索結果を提供することができるのです。

しかし、残念なことに、ウェブマスターの方々のなかに、検索エンジンのランキングを操作する目的でリンクの売買を行う方もいて、私たちはインデックスの質を守るために対策を行うことがあります。PageRank を渡すリンクの売買は、Google の ウェブマスター向けガイドライン 違反になります。その理由は、売買されたリンクは次のような理由から、的確な検索結果を提供する妨げになることがあるからです。

不正確である: 偽りの人気度を示しており、そのサイトが本来持つ評価、関連性、信用に基づいていない。
不公平である: 自然発生的であるはずの検索結果の中で、資金力のあるサイトに不当に有利になってしまう。

Google の 品質に関するガイドライン に適合するには、有料リンクはすべて、rel="nofollow" 属性の追加や、robots.txt ファイルによって検索エンジンからブロックされる中間ページにリンクをリダイレクトするなどの方法(詳細は こちら )により、その存在を明らかにする必要があります。PageRank を渡すリンクの売買に関して、これまで私たちは次のような見解を示してきました。

※ 以降、Google ウェブマスター向けヘルプセンター以外のリンク先は、全て英語です。

2003 年 2 月
Google の公式な品質ガイドライン において「サイトの順位や PageRank を上げるように設計されたリンクプログラムに参加しない」と掲載して数年経過。

2005 年 9 月
mattcutts.com に、テキストリンクと PageRank について のブログ記事を投稿。

2005 年 12 月
上記に引き続き、mattcutts.com にて、別の投稿記事でもこの内容に触れ、次のように記す。

検索エンジンのランキングに関わる仕事に従事する多くの人は、リンクの販売は、ネットにおけるリンクの価値を下げると考えている。検索エンジンのためにではなく、純粋に、サイトのビジターやトラフィックのためにリンクの売買を必要とする人には、簡単な方法が用意されている(nofollow 属性)。Google のリンク販売に関するスタンスは明確で、また、自動・手動の双方から、その検出に成功している。リンクの販売を行うサイトは検索エンジンからの信用を失う可能性がある。

2006 年 9 月
John Battlle とのインタビュー の中で「Google は、検索エンジンに影響を及ぼすリンクの売買をガイドライン違反とみなす」と述べる。

2007 年 1 月
「報酬目的のブログ記事内にあるリンクは、検索エンジンに影響を与えないような形で張られている必要がある」ということを説いたブログ記事を掲載し、注意を促す。

2007 年 4 月
Google に有料リンクを報告する 手段の提供を開始。

2007 年 6 月
シアトルで開催された Search Marketing Expo (SMX) の基調討論会にて、有料リンクについて触れる。そのときのビデオがこちら 。一分にも満たない長さだが、Google のガイドラインに違反している有料リンクに対して、Google は自動・手動の両方の手法を用いて対応するつもりであること、また、将来的には、より厳しい対策を取ろうとしていることを明らかにした。

2007 年 6 月
Webmaster Central Blog にて、検索エンジンに対する不正な方法で、検索結果を操作するためのリンクの売買は、Google のガイドライン違反になる ことを掲載。また、このブログ記事の中で、新たに Google ウェブマスターツールからリンク売買の報告ができるようになったことも紹介している。

2007 年 6 月
ウェブマスター向けヘルプセンターに、有料リンクの報告 についてと、ガイドライン違反になる リンクプログラム について、詳細な情報を掲載。

2007 年 8 月
サンノゼで開催された Search Engine Strategies (SES) 会議の「有料リンクに関する公開討論会」にて、リンク売買に関する Google の正式な見解を説明。

2007 年 9 月
この会議を要約したブログ記事mattcutts.com に掲載)にて、このとき使った プレゼンテーション資料 (パワーポイント)を公開。

2007 年 10 月
Google Purges Payola(Google が Payola を追放) 」というタイトルで掲載された Forbes の記事に対してコメントを出す。

2007 年 10 月
PageRank を渡す有料リンクを掲載するサイトに対し、Google ツールバーに表示する PageRank を下げることを含む 厳しい処置を Google が取ろうとしていることを Search Engine Land に公式に伝える。

2007 年 10 月
Search Engine Journal に送ったメールにて、PageRank を渡すリンクの売買 に対して Google は厳しい処置を取っていくことを明確にする。

この件に関するユーザーの皆さんからのフィードバックには大変感謝しています。それらのフィードバックの中から、特にお問い合わせの多かったご質問に対して、回答を明日、掲載したいと思います。