Google Mapsで探す「街の達人」
こんにちは、ソフトウェアエンジニアの池嶋です。
今回は、先週リリースしたGoogle マップの新機能「街の達人」について紹介します。
Google マップには、地図や航空写真を見るだけではなく、情報を発信するための機能がたくさん搭載されています。たとえば、検索結果に出てくるお店のレビューを書くことができますし、地点のリストを作りたければ、マイマップを作成することが可能です。
しかし、ただ漠然と情報を発信する機能がありますといわれても、どうやって使っていいのか困惑される方も多いと思います。私自身も、マイマップが作れますと言われても、当初どんなマイマップを作ればいいのか思いつきませんでした。
そこで、自分で思いつかなければ、使いこなしている人を参考にすればよいのではと考え、Google マップの機能を使いこなしているユーザーを探せる機能を作りました。それが「街の達人」です。
「街の達人」は、地名を検索した時に、左下に出てきます。例えば、「宮城」を検索するとこのように表示されます。出てきた達人の写真か名前をクリックすると、その人がどんな情報を公開しているか見ることができます。また、画面上に出ている「このエリアを散策 ≫」をクリックすることで、散策モードになり、地図をドラックして、また別の達人を探すことができます。
他にも、レビューをたくさん書いている達人を見るのも楽しいです。Google マップでラーメン屋を検索し、レビューを読んでも、その人がどんなレビュアーなのかわからないと参考にならないことがあります。例えば、あるレビューでは絶賛している人が、いつも絶賛するレビューを書く人なのか、いつもは辛口レビューを書くのに今回は絶賛しているのかによって、評価の受け止め方は異なってくると思います。レビューを多く書いている達人の、いくつかのレビューを比べることで、今晩どこでラーメンを食べたらいいのか参考にできるでしょう。
このように、達人の発信している情報を参考にし、Google マップを使いこなすことができます。皆さんもぜひ、Google マップで情報を発信して、街の達人になりましょう!