「スマートナビゲーション」でストリートビューの操作がより快適に
世界中の街をパノラマ画像で見ることができるストリートビュー。これまでにユーザーフォトを探索できる機能やフルスクリーン表示機能など、いくつかの大きなアップグレードを行ってきました。しかし、ストリートビュー内を移動する方法に関しては、サービスを開始した 2 年前と同じく、道路上に表示される矢印をクリックして次の画像に移動するという方法のみにとどまっていました。
本日、この道路上の矢印操作から解放される新たなナビゲーションシステムが誕生しました。 Google が独自に開発した新しい 3D アルゴリズムを採用することにより、見たい場所や対象をダブルクリックするだけで、簡単にそこへ移動することが可能になりました。
新しいストリートビューでは、マウス動作に合わせて白いシルエットが移動し、それが道路上では楕円形、建物の前などでは長方形に変わります。この機能を活用することで、平坦な画像がまるで立体であるかのように体感できるようになります。
白いシルエットをダブルクリックすると、その場所を中心としたロケーションへ移動することができます。例えば、このパリの道沿いに立ち並ぶ店を見たい場合は、その店の前面をダブルクリックするだけで、簡単にその店の正面にしたアングルへジャンプすることができます。
選択した白いシルエットがその場所においてベストなロケーションである際には、シルエットの右下に小さく虫メガネが表示されます。この状態でダブルクリックをすると、移動する代わりに現在のイメージが拡大されます。
普段から様々な Google マップの機能をテストしているスタッフも、すでにこの新機能の虜です。街の探索がより簡単になるだけでなく、遠くの建物を見るために、川の反対岸へ一気にジャンプするなど、超人的な動きも可能になるのです。
以下の動画では新機能の内容をまとめてご紹介しています。まず始めにこちらをご覧になり、新しくなったストリートビューを活用してみてください。