Google 音声検索が動物の鳴き声にも対応しました。
先日リリースして以来、多くの皆様に好評をいただいている Google 音声検索。本日より、動物の鳴き声から感情や主張を読み取る機能が追加されました。
このプロジェクトは、ペットをオフィスに連れてくることも多い本社の社員が、音声検索の社内テスト中にふざけて自分のペットで認識テストをしてしまったことから始まりました。
本来、入るはずのないノイズに気づいた日本のエンジニア、中嶋海介は、この音声を分析中、波形パターンに独特の傾向があることを見つけました。そして、それが動物の声であることがわかったあと、20%ルールを活用して研究を進めました。その結果、Google音声検索の優れた認識率を実現する声道長正規化が一部の動物にも応用可能であることを発見したのです。
この成果により、音声検索が一部の動物の鳴き声にも試験的に拡張が可能になりました。
例えば、お腹が減っている犬の鳴き声を音声検索に読み込ませると、感情を読み取って、それに合わせた検索結果を表示します。
動物の鳴き声から感情を探る研究は他にも製品化されたものがありますが、それを検索に応用したのは世界初となります。
また、「もしかして」の部分には、該当すると思われる感情が「もしかして:嬉しい」などといった形で表示されます。
今回対応する動物は、まだ犬、猫、鳩 だけですが、対象となる動物を順次拡大していく予定です。
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