世界地図がさらに使いやすくなりました
Googleマップでは、昨年8月に世界地図日本語版を公開して以来、ユーザーの皆さんからのフィードバックを元に少しずつ改善を加えてきました。今日は、この一年弱の間にGoogle マップ世界地図がどのように進歩してきたのかをご紹介します。
- 日本語での表示エリアを拡大
公開当初、日本語で表示できたのは、有名な地名や、英語・フランス語・スペイン語・イタリア語・ドイツ語などの地名に限られていました。その後、ロシア語・ポルトガル語・カタロニア語・チェコ語・ポーランド語・アフリカーンス語(南アフリカ)にも対応し、日本語で読めて、検索できる地域が広がりました。また、ケルト語・ハワイ語・イヌイット語などの少数言語に由来する地名もみなさんからのフィードバックを元に、少しずつ対応範囲を広げています。
モスクワ
リオデジャネイロ
- 表示言語切り替え機能
日本語で見られる地域を拡大してきたわけですが、その後、「旅先で現地のタクシードライバーに地図を見せるときには現地語のままの方がいい」、「標識で通りの名前を見比べるときは現地語でないと分かりづらい」といったフィードバックを多くの方からいただきました。
このようなご要望にお答えして、本日、言語切り替えボタンを追加しました。Googleマップで海外を見ると「日本語」というボタンが出現します。これをクリックすると現地語の地図に切り替わります。夏休みに海外旅行などに行かれる際にはぜひご活用ください。
日本語表示 オン
日本語表示 オフ
- 表示言語の国際化
私たちは世界中の方に使っていただけるように、世界地図をさまざまな言語で表示するために、日々開発を続けています。今年の3月にはロシア語の、4月には簡体中国語の世界地図を公開しました。
ロシア語表記 サンフランシスコ
簡体中国語表記 サンフランシスコ
世界地図をどんな言語を話す人でも自由にアクセスできて、誰にとっても使いやすくするために、言語の壁をできるだけ低く、いつかはその壁を取り払いたいと思っています。
世界をより身近なものとするGoogle マップを今後もよろしくお願い致します。