地図で探そう。Google マップの「不動産」検索
先日、5 周年を迎えたGoogle マップに新しい機能が追加されました。「不動産検索」です。今日は、不動産検索の機能、使い方を紹介したいと思います。
使い方はとてもシンプル。Google マップの検索ボックスに、例えば「六本木 不動産」と入力して、検索ボタンを押すだけです。
すると、こんな検索結果が表示されます。
一つ一つの赤いマーカーが、物件です。
左側にある、検索いオプションを使って、こだわり条件をつかった検索もできます。
例えば、「家賃5万円以下で、2部屋ある物件」を探してみましょう。
これを見れば、「どのあたりの駅へ行けば条件にあった物件が見つかるか」、また、「どこに掘り出し物の物件があるのか」一目瞭然です。
また、検索結果や、地図上のマーカーをクリックすると、不動産の「プレイスページ」で、物件の詳細情報を見ることができます。
プレイスページでは、ストリートビューで街の雰囲気を疑似体験したり、最寄の駅や勤務地へのルート検索、周辺のお店なども検索することができます。
不動産を探すときには、近くに病院、学校、スーパーなどがあるかもチェックしたいですよね。Google マップのローカル検索との組み合わせはとてもパワフルです。
「小学校」をローカル検索した後、「不動産」を検索してみてください。
画面の左下に、最近の検索クエリが表示されます。このチェックボックスをクリックすることで、複数の検索結果を同時に地図上に表示できます。
上の例では、紫色のマーカーがこの地域の物件、赤のマーカーが付近の小学校を示しています。ぜひ、ローカル検索、不動産検索を組み合わせて、家探しの際に活用してください。
不動産検索を利用するには、「六本木 不動産」など不動産という言葉を検索ワードに加えていただくほか、賃貸、マンション、一戸建て、一軒家、アパート等の言葉との組み合わせでも見ることができます。また、検索ボックスの右側にある検索オプションから不動産」を選ぶと、地名や場所の名前を入力するだけで不動産検索を利用いただけます。表示されている地図上に物件情報を表示するには、地図画面の右上にある「その他」から不動産をチェックすると表示されます。
不動産検索の使い方を紹介したスライドをご用意ししました。あわせてご利用ください。
Google マップのミッションは、あらゆる情報を地図上に整理して、それにアクセスできて、使えるようにすることです。今回の不動産検索も、不動産の情報と地図が結びついたら本当に使いやすいだろうという考えから始まりました。また、不動産検索では、「路線や最寄の駅、物件の条件などを選んでから検索」という家さがしのスタイルを、「まずはとりあえず全部見せてくれ。全体を見てから、条件とか駅を考えるから。」という、いわば、これまでの家さがしとは逆向きの検索の仕方だと考えています。ぜひ、Google マップの不動産検索で、こだわり物件や掘り出し物を探してみてください。きっとこれまで気づかなかった新しい発見があると思います。
今回の不動産検索は、「株式会社ジアース」様とのコンテンツパートナーシップによって、実現しました。
エンジニアたるもの、大規模なデータを目の前にするとつい視覚化してみたくなるものです。
今回は、家賃の分布をヒートマップにして、視覚化してみました。
「この家賃の分布と、会社までの通勤時間を元に、“穴場”な駅、不動産をうまく見つけられないかな。」「でも家賃と通勤時間とそこに住む人のハッピーさの関係ってどうなんだろう。」「通勤時間よりも電車の込み具合の方が大事だよな。」「いやいや、スーパーが近くになかったらそもそも暮らしづらいよなぁ。」などと、より良い不動産の検索結果を提供できるよう、妄想を膨らませています。:-)
完全に余談になってしまいましたが、是非、Google マップの不動産検索をよろしくお願いします。