ストリートビューでアマゾン川流域を探検しよう
Google マップのストリートビューは世界のさまざまな場所を“探検”できるサービスとして、日々多くの方が様々な場所を訪れています。世界森林デーの今日、その旅先に新しくアマゾン川流域が加わりました。
今回の撮影は、現地の環境保護団体「アマゾン保護基金 (FAS)」のお招きに応じて実現したものです。「アマゾン川流域の豊かで多様性に富むこの地域に、インターネットで世界中からアクセスできるようにしたい」という双方の強い思いで、アマゾン川に注ぐリオ ネグロ(ネグロ川)周辺の「リオ ネグロ保護地区」を対象に、広大な川や熱帯雨林、周辺の集落の撮影が 2011 年 8 月に始まりました。
それでは、さっそく、“乗船” してアマゾン川流域を探検してみましょう。
アマゾンの熱帯雨林大きな地図で見る
撮影には、船の上にトライク(三輪車)を設置して航行したほか、おみせフォトの撮影に使用する魚眼レンズを装着したカメラも使用しました。まるで実際にその場にいるかのようなパノラマ画像は50,000 枚以上の静止画をつなぎあわせて作られました。
リオ ネグロ保護区をはじめとするアマゾン川周辺地域の多くはブラジル政府の保護下にあり、一般人の立ち入りは禁止されています。このストリートビューでしか体験できない、地球の特別な一面にぜひ触れてみてください。
今回のアマゾン川流域のストリートビュー公開が、研究者や科学者から、探検を夢見るみなさんまで、世界中の人々がアマゾンをより深く知るきっかけとなること、そして、地域集落が独自の自然環境を保護し未来の世代に残していくために、どのような取り組みをおこなっているかを理解する手助けになることを、FAS とともに願っています。
ぜひ、ストリートビューギャラリーの[ アマゾン ] のタブから、探検に出発してみてください。