モバイルウェブを速く、快適に − AMP プロジェクト 1 周年
Google では、モバイル体験をより高速に、快適にする「 AMP プロジェクト 」を、昨年 10 月に業界各社と協力して発足しました。この取組みの一環として、Google は今年 2 月に モバイル Google 検索の トップストーリー セクション に AMP 対応ウェブページの表示を開始し、さらに 8 月に AMP 対応ページの プレビュー機能 を追加しました。
プロジェクト発足から 1 年にあたる今月、モバイル Google 検索の結果ページにおいて、すべてのAMP 対応ページに、AMP ラベルの表示を開始しました。いつもの青いリンクの下に、このAMP ラベルがついていれば、そのページが AMP に対応していることを意味しています。
AMP ラベルがついているページは、コンテンツの読込みが早いだけでなく、ページ読込み時の通信量を抑えることもできます。たとえば、現在、検索結果からAMP 対応ページのローディングにかかる時間は 平均 1 秒以下で、通信データ量も AMP 非対応のページに比べて、およそ 1/10 に低減されています。
ワシントン・ポストでは、AMP に対応した後、従来のモバイルウェブに比べてコンテンツのロード時間が 88% 改善し、自社サイトに 7 日以内に再訪するユーザー数が 23% 増加したそうです。その他のケーススタディにご興味のある方は「 AMP プロジェクト公式サイト(英語) 」をご覧ください。
発足から 1 年で、世界 104 以上の言語で 6 億超のサイトが AMP に対応し、日本でも朝日新聞、産経ニュース、はてなブログ、毎日新聞、 楽天、リクルート等がすでに AMP でのコンテンツ提供を開始しています。
AMP プロジェクトは多くのユーザーやパートナーの皆さんに支えられて、素晴らしいスタートを切ることができました。ここに改めて感謝をお伝えするとともに、今後もさらにより快適なモバイル体験をお届けできるように邁進していきます。