Google マップを活用して通勤・通学をより簡単に
通勤通学は大変です。暑くて混雑した地下鉄の車内や渋滞にはまった車の中で、「会社まで瞬間移動できればいいのに」と思ったことがあるという方は、たくさんいることでしょう。 通勤がストレスをもたらす理由としては、まず予測が難しい点が挙げられます。北米 25 都市で通勤に関するデータを検証した結果、ラッシュアワーの渋滞によって移動時間が通常よりも最大 60% 長くかかることがわかっています。結果として、会議に間に合わなかったり、朝食を取りそこねたりすることで、大きなストレスが生じます。さらに、通勤時間が長くなる点も問題です。北米の Google マップ利用者は 1 か月に丸 1 日を通勤に費やしており、これは 1 年に 2 週間休暇を取るのと同じ時間です。加えて、通勤のストレスによって 1 日の気分が損なわれる点も無視できません。不快な通勤によって 1 日が台無しになったと感じる人は少なくなく、そうした感情は実際の通勤が終わった後にも続く傾向にあります。
本日より、毎日の通勤通学をサポートする機能が Google マップに加わります。移動の予定を立てたり、不可避な障害に備えたり、可能な場合には迂回ルートを提案したり。他にも移動を楽しくする機能を追加します。
出かける前に確認する
Google マップに「通勤 (通学) 」タブを追加し、タップするだけで通勤 (通学) 経路の交通情報や乗り換え案内にアクセスできるようになりました。これにより、事故や渋滞などの理由で早めに家を出る必要があるかどうかを知ることができます。交通機関に遅延が発生している場合、職場までの迂回ルートも提案します。Android をご利用の場合には、通勤経路上で遅延や障害が発生した際に通知を受け取ることもできるため、遅延に巻き込まれる前に状況を把握しておけます。
車、徒歩、タクシー : 複数の移動手段をサポート
通勤に車と公共交通機関の両方を使っているユーザーに向けても、新機能を追加しました。運転経路での渋滞、次の列車の時間、駅から会社までの徒歩にかかる時間など、移動の各段階に役立つ情報を知ることができます。情報は到着時間を基に自動的に表示されるため、職場に到着する時間を正確に把握できます。
予想しなくても大丈夫
駅まで全力で走ったのに電車が遅れていたら、朝の気分は台無しです。今回、世界 80 の都市でバスや電車の現在地をマップ上でリアルタイムで見ることができるようになりました。これにより、1 日をより効率的に計画できます。バスを乗り過ごさないように急がなければならないのどうかを事前に知ることで、コーヒーを一杯飲む時間があるのかどうかの判断が可能です。
リアルタイム交通情報は、ベロオリゾンテ、ボストン、モスクワ、シドニー、バンクーバー、サンパウロ、アムステルダム、ロッテルダム、ハーグ、ジャカルタ、リオデジャネイロ、サンクトペテルブルク、台北、ロサンゼルス、シカゴ、フィラデルフィア、トロント 、ニューヨーク、サンフランシスコ、シアトルでご利用いだだけます。利用可能な都市は今後も増える予定です。
音楽で運転の気分を盛り上げましょう
Google マップのナビゲーション画面から Spotify、Apple Music、Google Play Music の音楽やポッドキャストを直接コントロールできるようになりました。Android で Spotify を使うと、曲、アルバム、ポッドキャスト、プレイリストなどをシンプルな操作で簡単にブラウズできます。音楽をかけるためにアプリを切り替える必要がなくなり、前をみて運転に集中できます。
早速使ってみましょう
新しい「通勤 (通学)」機能は、本日より Android および iOS でご利用いただけます。これは通勤時間を予測しやすくしてストレスを軽減させるための第一歩であり、今後もより多くの機能が追加される予定です。設定方法を詳しく知るには、 ヘルプセンター をご覧ください。