Google マップ上のビジネスを保護するための新たな取り組み
多くの人々が、現実世界の正確かつ最新の情報を求めて Google マップを利用しています。
この情報を常に最新で正確な状態に保つため、Google では、コミュニティの皆さんが有益な情報を簡単に提供できるよう取り組んでいます 。実際、2025 年だけでも、10 億件以上のクチコミが投稿され、営業時間や連絡先などの情報に対して 8,000 万件もの修正提案が寄せられました。 その一方で、偽のクチコミや悪質な詐欺行為を未然に防ぐための、新たな技術開発も継続的に行っています。
本日は、Google マップにおけるビジネス保護を強化する 3 つの新しい施策と、2025 年版の Google マップのコンテンツの信頼性と安全性に関するレポートのハイライトをご紹介します。
クチコミ関連の詐欺を未然に防ぐための取り組み強化
悪質な行為者への対策の継続的な取り組みの一環として、Google は、システムを強化しました。 これにより、偽の星 1 つのクチコミを削除する見返りに支払いを要求する行為など、新たな手口の詐欺をこれまで以上に迅速に阻止できるようになりました。 システムが、特定の詐欺パターンをより的確に検出できるようになり、不審な投稿が公開される前に阻止することができます。万が一、スパムと思われるクチコミが急増していることを検知した場合には、速やかに該当する偽コンテンツを削除し、そのビジネス プロフィールに対する新規クチコミ投稿を一時停止します。同時に、ビジネス プロフィールのオーナーに通知するとともに、利用者に向けても、投稿が一時的に制限されている理由を知らせるバナーを表示します。これらの保護対策は、今後数週間かけて全世界で順次、展開される予定です。
Gemini を活用して、虚偽の修正提案をさらに迅速に検出
Google マップ上のスポット名を正確に保つため、新たに Gemini モデルを活用し、不適切な修正提案をこれまで以上に迅速かつ高度な自動的検出システムを導入します。Gemini の高度な推論能力により、システムは、ポリシーに違反する修正提案を公開前にいちはやく特定し、ブロックすることができます。これには、たとえば、地域特有のニュアンスを含んだ社会的、あるいは政治的な主張などが該当します。この新しい保護対策は、現在、世界中の Android、iOS、およびデスクトップ版に向けて順次展開されています。
ビジネス プロフィールの管理をさらに簡単に
Google マップは、新しい営業時間や臨時休業といった、地域のビジネスに関する最新情報を共有するための便利な場所です。これまでも、ビジネス オーナーはご自身のプロフィールを確認し管理することができましたが、このたび、不正確な修正提案をより簡単に把握できるようになります。今月より、ビジネス プロフィールの認証済みのアクティブなオーナー(アカウント)を対象に、事前にお知らせするメールアラートの提供を順次開始します。これにより、ビジネス プロフィールに対する重要な変更が公開される前に、オーナー自身で内容を簡単に確認できるようになります。
2025 年の歩みと成果
進化し続ける AI モデルと専門アナリストの連携により、これまで以上に効果的に不正行為を検知できるようになってます。2025 年における Google マップ保護の取り組みの概要は以下の通りです。
- 高度なシステムと専門のアナリストにより、ポリシーに違反する 2 億 9,200 万件以上のクチコミをブロックまたは削除しました。一方で、10 億件以上の有益なクチコミの公開を支えました。
- ビジネス プロフィールの正確性を維持し、事実に基づいた情報を守るため、不正確または未確認の修正提案を 7,900 万件ブロックしました。
- ポリシーに違反した 78 万 2,000 以上の個人アカウントに投稿制限を設けるとともに、1,300 万件以上の虚偽のビジネス プロフィールを削除することで、Google マップ上の正規のビジネスを保護しました。
Google は、これらのシステムへの投資を継続することで、ビジネス オーナーがご自身の評判を守るための負担を軽減し、お客様への対応やサービスに専念できるよう支援を続けていきます。