手塚治虫コレクション、アトムの誕生日にGoogle 歴史アーカイブに登場
Google では、アトムの誕生日である 4 月 7 日にあわせて、手塚治虫コレクションを公開します。
本コレクションは、手塚プロダクションとの協力により、同社が所蔵する手塚治虫の作品やその生涯を紹介するおよそ 170 点の資料と、手塚治虫記念館のミュージアムビューで構成されています。
手塚治虫コレクションは、「手塚治虫 テレビアニメ・黎明編」、「手塚治虫 漫画の神様・復活編」、「手塚治虫記念館」の 3 つの展示で構成されています。
「手塚治虫 テレビアニメ・黎明編」では、漫画家手塚治虫がアニメーション制作にチャレンジし、「鉄腕アトム」や「リボンの騎士」「ジャングル大帝」が生まれるまでの経緯を、「手塚治虫 漫画の神様・復活編」では、「手塚治虫はもう古い」と言われた中、「ブラック・ジャック」を生み出し、再び漫画の第一線に返り咲いた日々を紹介しています。
「手塚治虫記念館」では館内に常設展示されている手塚治虫の幼少期の作品やビデオをご覧いただくことができます。また、手塚治虫記念館内を隅々までストリートビューの機材で撮影、歴史アーカイブサイト上で、360度パノラマ写真の「ミュージアムビュー」としてご覧いただくことができます。このコレクションは、漫画家に関して、Google 歴史アーカイブに登場する初めての展示で、提供言語は日本語と英語です。
宝塚市市長 中川 智子 様
このたび、新しくGoogleのグローバルなプラットホームを活用して、日本が誇るマンガ・アニメの原点である手塚治虫さんの偉大さ、手塚作品の素晴らしさ、その偉業を伝える手塚治虫記念館の魅力を、世界の人々に発信できることを嬉しく思います。世界各国の方々に、時を超えて自由にネット上で、手塚治虫記念館をバーチャル体験していただくことで、当館に大いに関心を寄せていただくことは大切です。それがきっかけで、手塚治虫記念館はもとより、周辺の世界的に知られた宝塚歌劇をはじめ、たくさんの観光資源を抱える宝塚のまちに、国内外から多くの人々が訪れる契機になればと思います。
手塚プロダクション 著作権事業局局長 清水義裕様
宝塚市立手塚治虫記念館、もうすぐ開館 20 周年おめでとうございます。そして、関係者の方々のこれまでのご尽力に感謝致します。この記念の年に、手塚治虫記念館の展示並びに手塚治虫の生涯の数ページを世界の皆様にご覧頂く機会を提供頂いたGoogleにも感謝致します。
歴史アーカイブとしては、漫画とアニメーションに関する展示は初めてとなったこと光栄に思っております。今後も新しい展示を追加して参りますので、ご期待ください。
今回の手塚治虫コレクションの公開により、世界的にも高い評価を受けている日本の漫画作品やアニメーションのルーツにあたる手塚治虫氏の生涯やその偉業に、インターネットを通じて世界中のユーザーが触れることができるようになります。ぜひ、手塚治虫コレクションで、懐かしい手塚作品に触れ、手塚治虫記念館を訪れてみてください。
アトム、お誕生日おめでとう!