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Japan Blog

“Connected to Culture” 文化とつながろう。美術館や博物館を支援する取り組み

ローマ字で Connected to Culture と書いてある画像。

どんなに遠く離れていようとも、文化は私たちをつなぐ架け橋です。自宅で過ごす時間が増える中、Arts and Culture で、美の世界を思うままに巡ったり、知らなかった作品と出会ったり、もしかしたら、新しい学びや発見があった方もいるかもしれません。

世界中の美術館や博物館といった文化的施設では、人々とのつながりを把持するためにデジタルを駆使した斬新な手法の活用も始まっています。Google では「Connected to Culture(文化とのつながり)」として、文化的プログラムの継続支援を目的としたデジタル ツールキットを提供しています。世界中のクリエイティブな文化施設が、芸術や文化と人々をつなぐ方法を再考し、バーチャルな世界で新しいコミュニケーションのあり方を生み出す様子は、刺激的でインスピレーションに溢れています。私たち、ひいては社会がつながりを維持する上で、デジタル化がもたらす可能性を示唆しています。

さて、異例の状況下で迎えた「国際博物館の日」ですが、今年も新たに 25 か国以上から 80 を超える美術館と博物館が参加し、新しいコレクションやストーリーが公開となりました。本日新たに加わった文化施設には、北京現代美術財団(中国)、パーソンズ スクール オブ デザイン(アメリカ)、Patronato Ruta de la Amistad A.C.(メキシコ)、Casa Buonarroti(イタリア)などのほか、日本からは、神宮の杜芸術祝祭セゾン現代美術館True Colors Festival が参加しています。

神宮の杜芸術祝祭は、明治神宮の杜を舞台に「祭る。祈る。創る。」をテーマに開催されている芸術と文化の祭典です。オンライン展示では、野外彫刻展「天空海闊」「紫幹翠葉」展のほか、明治神宮神宮の杜の魅力が余す所無く紹介されています。国内外の現代美術の作品を所蔵、展示するセゾン現代美術館では、ワシリー・カンディンスキーパウル・クレーのオンライン展示のほか、同美術館が誇る庭園とそこに展示される野外彫刻をストリートビューでご覧いただけます。True Colors Festival - 超ダイバーシティ芸術祭 - は、障害・性・世代・言語・国籍などのあらゆる多様性があふれ、皆が支え合う社会を目指したパフォーミングアーツの芸術祭で、ダンスイベント「True Colors DANCE ~No Limits~」や音楽イベント「True Colors BEATS ~Uncountable Beats Festival~」などのオンライン展示がお楽しみ頂けます。

明治神宮の鳥居と神宮の杜芸術祝祭で鹿の画像。

明治神宮、神宮の杜芸術祝祭

森のような風景と展示されたアートの画像。

セゾン現代美術館

楽器を引いている人々と床に座っている人々の画像。

True Colors Festival - 超ダイバーシティ芸術祭

既存の 2000 を超える文化施設が所蔵する 600 万点を超える作品に、今回新たに 250 のストーリー、1 万点を超える作品およびストリートビュー ツアーが加わりました。外出自粛期間中の生活でも、Arts and Culture が、文化に触れ生活に彩りを添えるきっかけになれば、これ以上嬉しいことはありません。ぜひ、ご活用ください。