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Google の検索は隠しテキストが嫌い



以前に Google の検索が好むウェブサイトについての記事 を掲載したところ、ウェブマスター向けガイドライン について様々なお問合せをいただきました。
Google では、インターネット上のあらゆるサイトが公平に評価されるよう、個別のお問合せには回答していませんが、今日は特にお問合せの多かった「隠しテキストや隠しリンクを使用しない」というガイドラインについて Google の考えを紹介したいと思います。

Q1. Google は隠しテキストのあるサイトをインデックスから削除するそうですが、私のサイトに問題はありますか?

Google の ウェブマスター向けガイドライン を読んで頂ければわかりますように、コンテンツに隠しテキストや隠しリンクが含まれていると、ユーザに対するものとは異なる情報が検索エンジンに提示されるため、信頼できないサイトと見なされる可能性があります。その場合、サイトの評価が落ちたり、最悪の場合は検索結果から除外されることもあります。とく に、そのテキストが検索エンジンでヒットさせるためのものの場合、そのリスクが高くなります。
隠しテキストの有無を簡単に確認するには、Lynx や w3m などのテキストブラウザでページを見てみましょう。他のブラウザで見た時と比べて余分な情報が入っていませんか? 余分な情報が入っている場合は、不正な隠しテキストと見なされる可能性があります。

Q2. 具体例を教えてください。

次の画像をサイトで使用するとします。

夜空をイメージした風景の上に宇宙旅行と書いてある画像。

この場合、たとえば次のような img 要素を HTML 内で使用することが考えられます。


<img src="space_travel.png" alt="宇宙旅行">


このような適切な alt 属性を設定することにより、Googlebot に有用な情報を提供し、また、あなたのサイトのアクセシビリティを向上させることができます。

ただし次のように書いてしまうと、不正行為とみなされ、サイトの評価が落ちる可能性が出てきます。


<img src="space_travel.png" alt="宇宙旅行 月旅行 無重力体験 格安 激安 特価 安価">


alt 属性と画像内のテキストとの差に注意してください。

Q3. 推理小説のレビューを掲載するブログを作っています。その小説を読んでいない人が見ることに配慮して、トリックに触れている部分(いわゆるネタバレ部分)は隠したいのですが…

トリックの部分だけを隠す程度であれば、不正な隠しテキストとして扱われることはないでしょう。ただ、このような場合であっても、可能であれば、トリックや犯人につながる内容のページを別に用意し、そこにリンクを張るサイト構造をおすすめします。基本的に、ユーザにとって有益な、ユーザに読ませることを想定しているテキストに起因するものであれば、テキストブラウザで見た画面と一般的なブラウザの画面が異なっても問題ありません。逆に、テキストブラウザで見た画面と一般的なブラウザで見た画面がほとんど同じであっても、検索エンジンに読ませるためだけのテキストがあるような場合は、不正行為とみなされるこ とがあります。

さて、最後にまとめてみましょう。

もしあなたのサイトに隠しテキストがなければ、何も心配しないでいいでしょう。
ユーザではなく、検索エンジンのためのテキストを書いてしまっている場合は、検索結果から削除されてしまうことがあります。
心配な場合は、テキストブラウザでサイトを見て、普通のブラウザで見た時と比較し、隠しテキストや隠しリンクが無いかチェックしてみてください。
よくわからない場合は、たとえ検索エンジンが存在しなくてもそのテキストを書いたかどうか考えてみてください。
もしそうならば、おそらくそれは不正行為ではありません。

また、第三者の提供した HTML を貼りつけているような場合は、気付かないうちにこうしたテクニックが自分のサイトで利用されてしまい、ガイドラインに違反してしまうことがあります。例えば、信頼できないサイトからアクセスカウンターのコードをコピーして利用する際には注意が必要です。ご自身のサイトに問題がないか、品質に関するガイドライン をぜひ一度チェックしてみてください。万一、ガイドラインに違反していた場合には、サイトをガイドラインに沿うよう変更した上でウェブマスターツールから 再審査リクエスト を送信してください。