Doodle 4 Google 2009 年のグランプリ作品は「日本の祝日」
日本で初めて開催された Doodle 4 Google が、昨年 10 月末にスタートしてから、4 カ月。2 月 20 日(土)に、横浜美術館で開催された選考表彰イベントにおいて、6 万 8 千を超える応募作品の中から選ばれた、各部門の最優秀作品(小学校低学年部門、小学校高学年部門、中学生部門の 3 作品)とその中からさらに、グランプリ作品(1 作品)が発表されました。
受賞されたみなさん、おめでとうございます。また、オンライン投票に参加くださったみなさん、ありがとうございました。
グランプリ受賞作品は、3 月 1 日に Google のホームページに掲載します。みなさん、お楽しみに。
受賞された作品をご覧ください。
グランプリ作品
「日本の祝日」
川島 寛乃(かわしま ひろの) さん
(神奈川県 海老名市立東柏ヶ谷小学校 6 年生)
部門最優秀作品
小学校低学年部門
「加古川の春夏秋冬」
飯田 莉捺(いいだ りな)さん
(兵庫県加古川市立平岡東小学校 3 年生)
中学生部門
「七転び八起き ~あきらめないキモチ~」
野村 梨奈(のむら りな)さん
(鹿児島県垂水市立垂水中学校 3 年生)
*小学生高学年の部門最優秀賞はグランプリに選ばれた川島 寛乃さんの作品です。
地区代表作品の 30 作品は、どれも個性的で、創造力あふれるすばらしいものでした。最終選考の場で、Doodle を描いているデニス ホワン、川島 優志から、「こんなにも素敵な作品が多いのに、部門賞だけじゃもったいない。ぜひ讃えたい。」ということで、急遽、審査員特別賞を新たに設置、5 作品を表彰しました。受賞作品はこちらからご覧ください。
今回のテーマは「私の好きな日本」でしたが、建造物や自然などのモノだけでなく、「七転び八起き」のように日本人の内面に触れ、「好き」だと力強く表現した作品を見られたことには素直に感動を覚えました。グランプリに輝いた川島寛乃さんの作品は、Google の文字をしっかりと使っていること、特に難しい G の表現の素晴らしさ、シンプルにエレガントに「日本」を表現できていること、そして全体の構成の完成度の高さなどが、審査員の心を捉えました。
横浜美術館に集まった地区代表のみなさんは、デニスと川島による Doodle 作成のデモをみたあと、6 つのグループに分かれて、“私の好きな地球”をテーマに大きな Doodle を描きました。それぞれのグループでテーマを話し合った後、あっと言う間に、すばらしい作品ができあがりました。
ワークショップに続き、表彰式が行われました。
表彰式では、デニスと川島から、地区代表作品の全員にひとりずつ、記念の盾が授与され、一緒に記念撮影をしました。審査員特別賞、部門最優秀賞、グランプリ作品が発表され、最後に二人から参加した全員にお祝いのメッセージが贈られました。
「ここにいるみなさんの作品は本当にすべて素晴らしいものでした。もし、みなさんが将来、アートの道に進まないとしても、どうか描くことをやめないでください。みなさんのあふれる創造力は、いつかきっと日常の様々な場面であなたを助けてくれます。今日一日、こんなに才能にあふれたみなさんと一緒に触れ合うことができて、本当に楽しかったです。みなさん、受賞おめでとう。」
こどもたちの笑顔があふれた一日でした。
Doodle 4 Google を、これからもぜひ、続けて行きたいと思っています。3 月 1 日は、Google のホームページ、ぜひお見逃しなく。