ストリートビューが 10 歳になりました
モンブラン
元祖さっぽろラーメン横丁
グレートバリアリーフ
イラク国立博物館
ヨセミテ
タイムマシン に乗って、ストリートビューの歴史を少しだけ覗いてみましょう。初期の頃、世界を 360 度画像で眺められるようにするというラリーのアイデアに熱心に同意する数人の Google 社員で、最初のプロトタイプに着手しました。彼らはカメラとレーザー数台を車に積み込み(それよりはもう少し複雑だったかもしれません)、こうして最初のストリートビューカーが誕生しました。2006 年にアメリカのいくつかの都市での撮影が公式に始まり、最初のストリートビュー画像が 2007 年 5 月 に公開されました。それから 10 年、全大陸にまたがる 83 カ国で 1,600 万キロ以上が撮影されました。
ストリートビューカーは世界中の街を走り回りましたが、地球上で最も美しい場所、つまり道路が無い世界を捉えることはできませんでした。そこで、身につけることで細い路地や歩道を歩きながら撮影することができる トレッカー が開発され、 グランドキャニオン 、 タージ・マハール 、 アンコールワット 、 ガラパゴス諸島 、徒歩でしか巡ることができない ベニスの歴史的な町並み など、素晴らしい自然景観や世界遺産へ旅しました。また、保護団体などによって象、チンパンジー、ホッキョクグマ、アマゾンのカエルなどの撮影もしました。長い年月をかけ、ストリートビューカメラは、 トロリー 、 スノーモービル 、 ラクダ などに搭載され、芸術作品から北極の鳥、アラブの砂漠に至るまでの様々な画像をユーザーに届けてきました。
ペリト・モレノ氷河
フェロー諸島
グランド・キャニオン国立公園
アンコール・ワット
ガラパゴス諸島
サンブル国立保護区
世界の地図をより速く構築し、世界中の画像を集めるため、2013 年にはパートナーに撮影機材を提供することで 360 度画像の撮影を可能にする「 トレッカーパートナーズプログラム 」が始まりました。ボランティアにストリートビューカメラを提供し、おすすめの場所を撮影してもらいました。その後、2015 年には ストリートビューアプリ が登場し、誰でも世界中のお気に入りの場所の 360 度パノラマ画像を瞬時に Google マップに公開できるようになり、先月には ストリートビューに対応した新しい 360 度カメラ が 20 種類以上発表されたことで、ユーザーが自らの冒険を高精細画像で捉えることがより簡単になりました。ユーザーからアップロードされた動画の各フレームは、Google でインタラクティブなストリートビュー画像へと再構成されています。
フェロー諸島
ストリートビューでは、ヨセミテの 1 kmの高さの エルキャピタン の岩、ハンブルクの ミニチュアワンダーランド にある世界最大の鉄道模型、海亀・アカエイ・魚が泳ぐ グレートバリアリーフ など、多くの場所を訪れることができます。もし緑の丘や海の絶壁を散策したければ、 ヒツジ の背中にくくり付けられたカメラで撮影されたフェロー諸島に向かいましょう。こうして、私たちは長年にわたり、ストリートビューには無限の可能性があることを学びました。
青島
フィンランドのオーロラ
アンブリム島
マチュピチュ
リワ砂漠
アンブレラ・スカイプロジェクト
ストーンヘンジ
説明するよりも探索するほうが、世界をより多く知ることができます。ストリートビューを使えば、いつか行ってみたかった場所を訪れたり、思い出の場所を巡ったり、実際に行くことができない場所を探索することができます。スマートフォンを持って覗いてみてください。多くの冒険が待ち構えています。