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Japan Blog

Google 検索の AR 機能で恐竜を現代に

Google AR 検索で恐竜を検索して遊ぶことを紹介する動画。
10:25

太古の昔、地球に君臨し絶滅した恐竜たちが Google 検索の拡張現実( AR )機能で現代に蘇ります。自宅をジュラシック・ワールドにしてみたい、そんな夢が叶ってしまうかも?しれません。Google は Universal Brand Development , Amblin Entertainment 及び Ludia の 3 社と協力し、ジュラシック・ワールドから 10 の恐竜たちを AR で再現しました。リビングで足を踏み鳴らす巨大なティラノサウルスや、木の天辺近くの葉っぱを悠々と食む巨大なブラキオサウルスを眺めてみましょう。

モバイルデバイスから Google で恐竜を検索し、[3D 表示] をタップするだけで 3D の恐竜を呼び出すことができます。指で回転させたり、拡大させたりして間近で恐竜の詳細を確認できます。AR を活用することで周囲の物の大きさと恐竜のサイズを比較することもできます。Android 端末では、音量を上げて恐竜の足音や鳴き声を聴くこともできます。

AR で恐竜を表示する画面の画像。
AR で恐竜を表示する画面の画像。
AR で恐竜を表示する画面の画像。

AR で表示できるジュラシック・ワールドの恐竜は、ティラノサウルス、ヴェロキラプトル、トリケラトプス、スピノサウルス、ステゴサウルス、ブラキオサウルス、アンキロサウルス、ディロフォサウルス、プテラノドン、パラサウロロフスです。

ジュラシック・ワールド AR 恐竜の制作舞台裏

今回、検索で表示される AR 恐竜は、そのモデルに Ludia が制作するゲーム「Jurassic World Alive」のテクノロジーを採用しており、世界的にも最もリアルな AR 恐竜の一例です。以下の動画では、3D モデリング、テクスチャリング、アニメーションなど、 AR のブラキオサウルスがどのように制作されているかを ご紹介 しています。 是非ご覧ください。


「恐竜たちを 3D で再現するために、コンセプトアーティストのチームはそれぞれの恐竜について入念に文献調査を行いました。さまざまな文献や資料を研究しただけでなく、可能な限り正確でリアルに再現するために、古生物学者やジュラシック・ワールドの制作チームとも協力しています。皮膚の色や模様の不規則性など、非常に細かいディテールが重要なのです。」(Camilo Sanin、Lead on Character Creations、Ludia)
さらに、犬やペンギンなどといった既存の AR 動物とは異なり、AR 恐竜は「巨大さ」という新たな技術的な課題を開発チームに突きつけました。そこで、新たに導入されたのが Auto Scale 機能です。同じ空間内におけるスマートフォンと平面の距離を自動的に計算し、恐竜がスマートフォンの画面に収まるように大きさを自動調整します。[ 実物大で表示 ] をタップすると、Android の AR トラッキング テクノロジーが空間内で恐竜を自動的に再配置し、表示スペースを確保します。

AR で実物大の恐竜を表示する機能を紹介する画像。

さっそく恐竜を呼び出してみよう

Google 検索の恐竜 AR は、Android と iOS 搭載端末で利用できます。

  • Android:Google アプリまたは任意の Android ブラウザーで、10 種類の恐竜のいずれかを検索し、[3D 表示] をタップします。3D コンテンツは、Android 7 以降のデバイスで表示できます。AR コンテンツの表示には、ARCore 対応デバイスが必要です。3D モードのカルーセル表示を使って、すべての恐竜を簡単に探索できます。
  • iOS:Google アプリ、Chrome または Safari の Google.com から、10 種類の恐竜のいずれかを検索します。 3D および AR コンテンツは iOS 11 以降のデバイスで利用できます。

録画オプションを使用して、AR 動画を作ったり、映画「ジュラシック・ワールド」のお気に入りのシーンを再現したり、遊び方の可能性は無限です。是非 #Google3D または #JurassicWorld のハッシュタグをつけて、写真や動画を共有してください。さあ、太古の世界へ!

Posted by Archana Kannan, Group Product Manager, AR Experiences